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| 2002年05月14日(火) |
右を向いても左を見ても |
瀋陽総領事館の北朝鮮亡命者見逃し事件で、いろいろマスコミが騒いでいる。
ああいうビデオを見て、中国の主権侵害じゃないか!と真っ先に思う人と、なんだあの総領事館職員のたらたらした動きは!と思う人とで見方が異なる。
確かに総領事職員の動きはひどい。治外法権のいわば日本国領土内に勝手に侵入したことを咎める様子もなく、なにやってんのかなあって感じである。まさか韓国のテレビが撮影してたなんて思いもせずに油断してたんだろう。
ここ最近、北朝鮮の人たちの大使館駆け込みが増えているというのに、そういう事態が発生したときのコンティンジェンシープランは無かったんだろうか?少なくとも敷地内に侵入してきたら断固阻止するべきだろう。ホントに何やってんだとつっこみたくもなる。
しかしながら、マスコミが主張すべきは、あくまで中国の主権侵害をたたくべきだ。外務省の不甲斐なさは今に始まったわけじゃない。そんな日本国内のうちわもめは後でよくて、問題は中国が勝手に人の領土に入ってきたことを問題視するべきだ。他の国の人がみても、中国人が敷地内に入ってきたことをまず問題視するだろう。
それを日本のマスコミは外務省批判にすぐ矛先を変えてしまう。そんなことだから中国になめられるのだ。
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