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2004年01月29日(木) 受験のシーズンですな

朝の電車がすいてきたが、受験シーズンなんですね。

受験なんぞでは良い思い出がないけれど、大学の入試の時のことを職場で話したら、随分わらわれてしまった。

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大学は公立なのだけど、なぜか受験会場は予備校。受験票に駅からの地図も載っていたし、同じような受験生がいっぱいいるから問題ないと思っていた。

が、試験当日寝坊したのか忘れたが、最寄り駅についたのが試験開始10分前。駅徒歩5分ぐらいだと記憶しているが、とにかく間に合うかなあと歩き出した。が予定と違い受験生らしき人がいない。地図もずいぶんいい加減で道の数がどうも違う。なんども行きつ戻りつしても予備校らしき建物がない。そうこうするうちに試験開始2分前くらいになってきた。本当に慌てたよ。

と、そこへ同じ年くらいの若者がかばんを抱えて走っていく。「おお、同志じゃ」と思いあとをつけていった。どうもラブホテル街だ。いくらなんでもこんなとこに予備校はないのではと思いながらも、その若者を追っかけた。しばらく行くと、視界が広がった。ああよかったここかなあ。。そこはマンション。若者はマンションに入っていった。。。。

ムム。。。キャーーもうどうしよう。。。。

もう滅茶苦茶混乱した。このあたりはどうも行き止まりの道が多い。レレどうしよう〜あああ。。。夢中で走った。もう一度地図を見る。どうも方向性はあってたと思うのだが、横切れない。マンションの裏くらいかもと思ったが、塀を乗り越えるわけにも行かない。仕方ないのでもう一度駅まで猛ダッシュ。

気を取り直して一からやり直し。もうとっくに試験は始まっている。もう一度ゆっくり地図を見て歩く。こんな時は冷静さが必要だ。どうも一本筋を間違えたみたいだ。むむ、さっきと同じ道やんか。。

しゃーない誰かに聞こう。。。でも誰もいない。人通りが少なすぎる。日曜日の朝は静かだ。げげげげ。だれかおらんのかあ。。

もう、すっかり諦めている。このまま家に帰ろうかなとも思ったが、気を取り直して探すとありましたよ、ありました。目立たない予備校が。。

試験開始から15分くらいたっていたのか、どの教室も静かだった。
あろうことか私の席は長机の一番窓際。。4人ぐらいの学生を立たせて入らせてもらった。

走りまくってもうめちゃくちゃ疲れている僕は、3月というのにポカポカした日ざしの中で睡魔に襲われてしまうのでした。。ああもうダメ。

いまだに時々このことを夢に見て心臓が止まりそうになります。
ふとんの上でぜいぜい言いながら「ああ、俺もう卒業したんだ」。。。僕いつまでこんな夢見るんだろう。

◆◇今日の読書◇◆
竜馬がゆく(五) 司馬遼太郎 文春文庫 読書中まん中あたり。。
坂本竜馬を歩く 山と渓谷社 
   → 読むというより写真をながめてます。面白い!


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