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平原綾香のアルバムに井上陽水の「心もよう」が入っている。
小学校6年生のころ、音楽の時間に自分の好きな歌を歌うというのがあってこの歌を歌った記憶がある。当時はずいぶん背伸びしていたので、読む本は有吉佐和子の「複合汚染」だったりして、今考えたら変な小学生だった。
その時の担任は大学をでたばかりだったので、ちょうど学生時代に「心もよう」がはやってたのだろう。その歌を歌ったことに対していたく感激されて、陽水のアルバム「氷の世界」を貸してくれたりした。僕がフォークソングに興味を持ったのはそのアルバムを聴いてからだ。中でも「白い一日」や「小春おばさん」が気に入った。小椋桂の「しおさいの詩」か何かのアルバムも何枚か貸してくれた。
考えてみれば、教師と一生徒の間でレコードの貸し借りをするなんて、おもしろい関係だよなあ。今じゃあんまり考えられないのではないかな?
今は、やれ子どもの権利がどうだのとか、個人情報保護がどうだのと人と人との触れあいがなくなって、なんか殺伐としている。もっと人間的に密接に触れ合えばいいのではないかいなと思うのだけど…。
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