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ケツメイシ。名前だけは聞いたことがあったが、この前とあるクラブで女の子がかかっているBGMに合わせて口ずさんでいたのを聞いたことがあるくらいだった。
ネットで不登校や荒れる学校について調べている時にたまたま、彼らの「明日の少年」という歌が検索に引っ掛かったので気になっていた。
その後、「うたまっぷ」(http://www.utamap.com/)で歌詞を調べてすごく感動してしまった。ラップ系の歌手なんて!と軽蔑していたことをすごく反省。クダラナイ歌という先入観があったが、すごい歌詞だった。
どうしても聞きたくなって、今日、子どものビデオを借りるついでに彼らのサードアルバム「ケツノポリス3」を借りてきた。
ラップのリズムが、余計な詩情をはさまず、直接的に訴えかけてくるような歌だ。「昼下がりの公園に笑い声は聞こえない」で始まり、「殴れぬ子供達は今度 刃物を使い出す…」「就職難みこして 子をさとして向かう先 高級塾…」「…息苦しくなり 耐えられずに すぐにキレる…」「我が子に買うなんでも すると覚えるよ欲しい物は手に入ると…」「いつまでも 一人食事 テレビこれで幸せかい…」とつづく。
世の中がおかしくなってきているが、このケツメイシの歌とクラブの女の子のアンマッチが今の世の中を象徴しているのかもしれない。子ども達に生きる力をつけていかなくては、日本はどんどんメルトダウンしそうだ。
そのためにも僕ら親達が軸を見失わないようにしなければならないのだろう。「…言葉ではなく 背中見て育つ 子供信じろ 再度 子供信じよう」という歌詞がとても重い。
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