阪神の藤本が絶好調だ。「当たりが悪くても、ヒットゾーンに飛んでくれる」。先発出場した試合はすべて2安打以上。この日も3安打を放ち、オープン戦通算19打数11安打で打率5割7分9厘。この日音なしだったライバル鳥谷(29打数6安打、2割7厘)に大きく差をつけている。 レギュラー争いにいずれ結論を出さなければならない岡田監督は「全然悩んでない。悩む必要もないよ。4月2日に決めたらいい話」。長い目で「競争」を見守っていくつもりだ。
清原がライオンズに入団した年(86年)西武には片平という強打者が4番を打っていた。 開幕当初は片平に譲ったものの1塁手のポジションを奪い獲り新人王に選ばれたのは清原だった。 入団交渉に対して裏取引(スタメン確保)の噂もある鳥谷だが実力でポジションを奪ってほしいものだ。
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