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■ 和歌山カレー毒殺事件死刑判決

「疑わしきは罰せず」
これが法律なんだと習ってきたし、思ってきた。

誤判の可能性を内包したまま、断罪を下してしまうというのは
真実が証明されて冤罪が確定した時、
文字通り、取り返しのつかない事態になるというリスクを負う
ことを意味する。
冤罪は、昔話ではない。
(こんなこと、刑事政策学のレポートにも書いたなぁ・・・(笑))
確定的と思われる証拠があってさえも、そんな冤罪はあるというのに、
今回の事件は、そもそも状況証拠だけなのである!

そんなわけで、
状況証拠だけで死刑を宣告した今回の判決には、
ただただ驚くばかりだ。

お祭りに供されたカレーに毒を入れる
という無差別で残忍な犯罪を許すつもりは毛頭ないし、
遺族の無念、被害者感情の慰藉を考えても、
この事件の犯人には死刑が妥当だと思うし、
個人的には、彼女はクロだとも思ってはいるが(笑)
今回の判決、本当にこれで良かったのだろうか?
とか思った。

2002年12月12日(木)
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