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■ 子供は直球
友人がちびっこ連れで遊びに来た。 今年の4月で小学校にあがる女の子と年少組さんの男の子だ。
「いらっしゃいw^▽^)ノ」 ニコニコ顔でお出迎え。 無論、友人の顔など見やしない。かわいい子供たちの顔だけ〜♪ 下の男の子は照れて、ママの陰に隠れてしまう。 「うっひゃ〜〜 かわいい!!(☆∀☆)」 女の子は元気良くご挨拶だ。 「こんにちは!」 前歯2本が生え変わりで抜けていて、これまたかわいらしいw(〃▽〃) ピンクのジャンパーに、腰にフェイクパールの飾りつきの白いファ調のスカート。 女の子の洋服かわいいよなぁと感心。 なんでも、彼女自身が選んだと言う。 そのあたりの成長と女の子らしさにも感動した。
家に上がってもらって、用意していたおもちゃをプレゼント。 と言っても、あえて用意するのも悪い気がしたので、家にあったものばかり。 女の子には、リラックマのショルダーバックや手提げなど、 男の子には、お腹が透明なクマの貯金箱や木のパズルなど。 大きいものは女の子のものばかりなので、下の子が不満げだ。 「どーして、僕のはないの?」 んー そう言われてもなぁ・・・(´ヘ`;) 個数や金額ではむしろ男の子のもののほうが上回っているのだが、 葛の大きさにまで公平性が求められるとは・・・! 子供の世界の厳しさを改めて思い知らされた。
そんな雰囲気を振り払って、みんなで食事へ出かける。 近所のフレンチで、他の友人にも評判のいい美味しい店だ。 サラダに紫芋のスープが添えられて出てきた。 ところが子供たちはそんな色のスープは見たことが無く、総スカン。 美味しいと食べているのは大人たちだけだった。 そして、凝ったパスタとハンバーグと鰆のグリルが出てきたが、 本格的な味付けなのが逆に災いしたのか、子供たちはちっとも箸が進まない。 結局、ライスだけを手でちょっとずつ口に入れていくありさま。 もっと保守的なメニューのあるファミレスに行けばよかった・・・! 友人が二人の口に代わる代わる何とかおかずを入れる様子を見て、 たいへんだなぁと傍観してしまう。 すると横の席の家族が言った。 「オレのが面倒かからなくていいでしょ♪」 お前は幼児と同列なのかっっっ( ゚Д゚)
帰りがけ公園でちょっと腹ごなし。 子供と一緒に 滑り台やブランコ、ぶら下がって下へ滑っていくロープ などなど付き合っていたら、翌日お尻や股間が痛くなった。 あぁ 年って怖い・・・(ヽ´Д`)
家に戻ると、落ち着く間もなく、二人は早速遊ぶもの探し。 女の子は家にたくさんあるぬいぐるみに目を輝かす。 「うわぁ〜〜w」 逆に、男の子は不満げだ。 「トマースはないの? アンパンマンは?」 トーマスにアンパンマン! 確かにどっちもない・・・。 DVDも、子供向けのアニメならあるが幼児向けのものはなかった。 困ったぞ・・・(´-ω-`) と、思っているうちに、二人はそこらのぬいぐるみで遊び始めた。 女の子はリラックマが気に入ったようだ。 「いいな〜 いいな〜」 とても欲しそうだ。 「んー オバチャンもリラックマは好きで集めてるんだよねぇ」 「タグ貰ってもいい?」 タグ? 何のことかわからず驚く私に、友達が苦笑する。 「商標のこと〜 なんだか好きで、いっぱい集めて遊んでるのよね すぐ忘れちゃうし、溜まったら適当に私が捨てちゃってるけど!w」 あぁ 子供って独特の価値観、宝物があるんだったよね!懐かしい。 勿論、どうぞどうぞと快くプレゼント。 女の子は、ハサミでたくさんチョキチョキ切り集めて満足顔。 なんかいいよなぁ こういう空気w
ぬいぐるみをあげられず心苦しかったが、ふと思い出して女の子を呼ぶ。 「ちょっとおいで〜♪」 すると下の男の子も 「僕も行く〜〜!」 とちょこちょこついてきた。 そして、そこで二人に子供には一抱えもある大きなクマをプレゼント。 今度はサイズも大きいし、男の子も女の子も色違いなだけで全く同じ。 これは平等だよな、うんうんw(自己満) 男の子は頬ずりして満足な顔。 しかし女の子は、どっちつかずな表情で受け取った。 あんまり気に入らなかったのかなぁ・・・? と少し気を揉んだが、実はとても喜んでいてくれていたようで、 自分で名前を早速付けてその日一緒に寝たそうだ。 突然大きいものもらってびっくりしただけだったのかな?
その後も、子供たちには驚きの連続だったようだ。 ガラスのペンダントライトやシャンデリアの煌きにウットリし、 トイレのキティちゃんカバーやビー玉の飾りに歓声をあげ、 ずっとアニメのやっているチャンネルに喜び?(すぐ飽きていたが) 家に帰ると、興奮してお婆ちゃんにずっと報告しまくっていたのこと。 大人なら何とも思わないことも、子供には刺激たっぷりに見える。 面白いよなぁ・・・w
それと、階段が自宅のものより急で暗いらしく少し怖がり気味。 面白がって 「ここの階段は5歳以下の子は食べちゃうかも!」 と言ったら、下の子は友人にしがみ付き半泣き、 上の子もビクッとして降りなくなってしまった。 「ダメだよ〜 子供は何でも本気にするんだからぁε- (´ー`*) 」 あはは ごめん!
その後、プール付の温泉(=健康センター)に行く約束をしていたので、 お土産のおやつを食べた後、早速ゴーすることに。 プールにつくとまずは着替え。 私が下着になると、女の子は目を丸くして指を指した。 「わー、これとこれもキレイ・・・!」 友人はボディスーツをいつも身に付けていて色気ゼロになっているし(笑)、 お婆ちゃんなども当然渋めの下着だろうから、 上下お揃いのキレイな花の刺繍入りの下着などは、 彼女にとって初めて見るものだったのだろう。 「××ちゃんも、もう少し大きくなったら着れるからねぇ」 とニッコリ。 ついで水着を出すと、これまた 「わーっ キレイ・・・!」 とまた驚く。 単なる白地に葉っぱと花柄のありがちなビキニにも感動するなんて、 友人よ、君は日頃どんな水着を着ているんだ?w と思いきや、友人も驚いている。 「うわー ビキニ? 凄いねぇ」 「いや、ダイバーだから。君だって潜る時困らない?」 女の子は、その後身に付けたパレオにも感動していた。 お洒落な女の子の夢をいっぱいに膨らませることに、 私はかなり寄与できたらしい???w その後、健康センターのピンクの花柄のムームーが 彼女にとってはドレスのような長さになっていたので、それも大喜び。 しかもみんなお揃いなのも嬉しかったらしい。 女の子って、ホント服に興味あるんだなぁと改めて感心した。
よくある宴会場で夕食。 ようやく膝に進んで乗ってくるようになった男の子を抱いている時、 何の流れでそういう話になったかは忘れてしまったが、女の子が 「一番好き!」 と私に言ったので、 「あはは ありがと〜(⌒∇⌒)」 と応待したら、 「なんで笑うの!?」 と真剣な顔。 そう、子供はいつでも直球勝負。 大人の微妙な笑いの意味に気付くこともない。 が、そのうち1つは気付いたようで 「お母さんも好き」 と付け加えて、友人を「"も"ねぇ・・・」と苦笑させていた。 まぁまぁ、嘆くな、友よw たくさんおもちゃくれて遊んでくれて叱らない人が 上になるのは当たり前じゃないか。 たまなんだから、役得させてよ?w
帰りも女の子とずっと一緒に手を繋いで帰った。 小さく柔らかく暖かな手。(*´∇`*) 母親の幸せって、きっとこんな些細なところにあるんだろうな。
2007年01月07日(日)
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