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 好きな仕事に就くか、食べる為に働くか

好きなジャンルの仕事をしたとしても、
組織の一員なので、好きなことが出来るわけではない。
部門や部署によっては本業と全く関係ないラインかもしれない。
また、いくら好きでも、
仕事にしたら、そうでなくなってしまうかもしれない。
・・・
と学生時代は思っていた。
結局、その考えのまま、食べるために好きでもなんでもない
金融関係の会社に就職した。
理由は、安定性。
食いはぐれることのないだけの給与が安定的に支給される。
これが就職口に求める全てだった。

しかし、今ならわかる!

食べる為とは言え、
興味の「き」の字もない業界に入ってはいけないと!!

高校の時も、一端は担任に相談したのだ。
「大坂のつじあべのの調理師学校に行きたい」
「ハッ?!(゚д゚;)
そんなら持ち上がるのがイヤなのか?」
そういう意味ではなかったんだけどねぇ・・・
でも、体力もないし手先も不器用なので、
結局、調理師学校を選ばなくて正解だったのだろうとは思う。
あの時は調理しか頭に無かったが、
他にも自分が職業として就きたいものはないのか
真剣に考えておくべきだった。

何が自分に良かったのか?
趣味関係の業界は享受することだけに甘んじたい
というか、売る側に立つ自分が想像できない。
そうこう考えていくうちに最近見えてきたものがある。
職業として考えられる就職先。

ハウスメーカー

これしかない。

小学生の頃から住宅建築カタログを眺めるのは大好きで、
英字は読めないながらも海外の住宅デザインカタログなど
何度も眺め直していたものだ。
当然、家庭科の授業で描いた家の間取り図は、
そういったベースを持った子供ながらに本格的なものであったが、
当時(今も?)の家庭科の教師と言えば
裁縫や調理に長けたオバチャンなだけで、
「掃除がタイヘンそうねぇ」
という感想しかもらえず、かなりガッカリしたことを憶えている。
そんな無神経な言葉に傷つくことでいっぱいで、
生活動線まで考慮してるんだから、そんなわきゃねーだろっ
と、幼い自分では言い返すことすら思いつかなかった。
ともかく、子供の頃からその素養は十分あったというわけだ。
今でも、
ドールハウス作りもしているし、
ビフォーアフターなんて番組も大好きだったし、
家作りゲームにも手を出しまくったりしている。
基本的にはそちらの世界が好きなのだ。

趣味は提供側になりたくはないが、
ハウジングに関しては、仕事として考えても、
顧客に対し、同じ主婦の視線に立ってアドバイスできることもあるし、
顧客が喜ぶような使い勝手の良い上に洒落たデザインのパーツ
を盛り込んだ家を建ててみたい
と無理なく思える。

ただ、建築士というと
CADとかの青い線ばかりの理系なイメージで、当時は興味がもてなかった。
また、ビルを建てるのが夢?というようなイメージもあったが、ビルには全く興味が無かった。
不動産鑑定士なども、
土地がどーの路線化がどーのと興味ゼロの世界だった。
インテリアコーディネイターという名前も小物並べるイメージだった。
しかし、オリジナル家具のアイデアベースのデザインなどは
彼らの仕事の範疇なのじゃないかと気付いた。

そちら方面のキャリア・資格ゼロ、
さりとて独自のアイデアを売る為に独立するだけの資金もない。
今更気付いても遅すぎるよなぁ・・・!
と嘆いている。

しかし、なぜ今更そんなことを嘆いているのか?

現業で
とあるプロジェクトのマーケティングリサーチ
をしていたところ、
数件読んだだけで飽きてしまった自分に、
つくづく呆れ果てたから!!!

つまりは、単なる現実逃避ってこと。
(〃▽〃)えへw

2007年02月02日(金)
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