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■ 小笠原父島紀行その2〜食べ物
島は、おがさわら丸という船(愛称「おが丸」)を中心に動いている。 入港日は 内地から客がわーっとやってくる日であり、 わーっと帰っていく日でもある。 島民は約1000人、船の最多乗船人数も約1000人。 島民みんなで出迎えと見送りをしてくれて、 船ならではの温かい光景を見ることができる。
とまぁ、船は大事な客を乗せてくるものであるが、 と同時に、物資を運んでくる大事なライフラインでもある。 その日は、スーパーの入荷日にもなるので、やたら混みあう。 そんな中を、向かいの店で買った麦わら帽子を被ってウロウロする 多分邪魔なオバハン(=私)。 とは言っても、 みんなが殺到する肉や卵のような普通の食材に足を向けることはない。
なんだか黄色のゴロゴロしたものがある・・・。 「亀の卵」 なるほど・・・(・∀・) なんだかグロテスクな色をしたぐちゃぐちゃなものがある・・・。 「亀の肉」 おおぅ・・・( ・∀・) この漬け鮪みたいなのはなんだ・・・? 「島寿司」 楽しい!
ということで、 地元料理がうまいと評判の宿のメニューが俄然楽しみになる。 着いたホテルは、港から歩いたら1時間半くらいはかかる扇浦にあった。 勿論、名前はホテルでも間違うことなき民宿で、 夕飯は18時〜19時の間にとらないとなくなってしまうし、 ほとんどの部屋はバス・トイレが共用。 しかし、共同風呂は大きくはないがあっつあつで、 海で冷えた体には最高だった。 そして、食事。 初日のメニューは以下のとおりだった。
カンパチの刺身 鰆のサンガ揚げ ハパイヤスロー(パパイヤのコールスロー) 島ゴーヤチャンプル 島はちみつのカラメルがけ焼きプリン ごはん 海藻のようなものの入った味噌汁 お香々
珍しいものだらけな上に、 この中で肉はゴーヤチャンプルの中のスパムだけという とってもヘルシーなメニュー。 しかし、ボリュームはたっぷりなので物足りなさはない。 旅情も味わえるし、夕飯が早いので体にはいいし、 言うこと無しである。
他にも、 パッションフルーツ かぼちゃの煮付けバナナピーマン パパイヤチャンプル 鰆の島寿司 はるたまとマグロのサラダ と、珍しいものが毎日出て楽しかった。 (しかも、どれも美味い)
ただ、おが丸のサイクルに合わせてあるので、 4日目以降は初日からと同じメニューになってしまうのと、 ご飯と味噌汁以外は、温かいはずのメニューも全て冷たい というのが気になった。 温度は、初日はたまたまかと思ったが結局毎日そうだったので、 もしかして、惣菜を外から買っているのかも? 最低でも、開始時間きっかりに来た客ぐらいには 温かいものを出すような心配りをして欲しかったナ・・・( ´・ω・)∩
毎日、 1. 野菜と魚だけ 2. 食事終了は毎日18時半 3. 早寝早起き 4. 三食決まった時間に食べる 5. 朝から夕方まで運動(ダイビング) という生活のどれが効果的だったのかはわからないが、 お腹の調子は今まで経験したことも無いほど良く、感動した。 自分のお腹でも普通の人と同じでいられるとは! そして、 自宅に帰った翌日から激しくお腹壊し三昧になったので、 早く小笠原に帰らねばと思った。
2007年05月06日(日)
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