Cloverのつれづれ戯言日記

2003年04月14日(月) 慌しい一日。

今日は仕事から帰ってからが忙しい一日でした。
一息ついて夕食って言う時に母が、

「おばあちゃんが畳の上で寝転がって起き上がれないんだけど」
「は?」と私。
「たぶんベッドからズリ落ちたみたいなんだけど、
 確かめるとちょっと疲れたから寝転がったんだと言い張るの」
「でも変じゃん。畳の上で寝てること自体。それで?」
「じゃあ、起きようねと言うと腰が痛いらしくて動かせないの」
「ふ〜ん。」とおばあちゃんの部屋に行って事態を把握する。

「おばあちゃん、どうしたの?ご飯だから起きようね」
「起きようとしているんだけど、腰が痛くてよう起きんのだわ(起き上がれない)」
とベッドの下で寝転がっている。
(ベッドは、亡祖父が使っていた電動ベッド。
 骨粗鬆症の祖母が布団を上げ下げしなくてもいいのでそのまま使っていた)
「ベッドの上に立って、落ちたの?」
「いや、そんな事無い」
でも、明らかにベッドが設置してある壁に祖母では立たないと
外せない場所に貼ってあったカレンダーが畳の上に落ちているし。
自分がコケた事すらボケて忘れたか?

顔もよく観ると寝返りすらできない状態の所為か浮腫みだしている。
あいにく父はまだ仕事場だ。
私と母とでは、痛がって姿勢を変えることは無理と判断。
骨粗鬆症の祖母がベッドから落ちたとなると場所から見て
骨盤か、大腿骨が骨折している恐れがある。
「救急車呼ぶよ」と私。

プルルルル…
「はい、火事ですか?救急ですか?」
「救急で、お願いします。住所は○○。年齢87歳。
 ベッドから落ちて骨粗鬆症による骨折の恐れで動かす事ができません」
「判りました。場所の確認します。御隣りは○■さんちですね」
「はい、そうです。お願いします」ガチャ。

「お母さん!救急車来るから身支度して。
 慌てると忘れるから私の携帯番号はコレ。
 あと、印鑑とメモ用紙と保険証とお金と公衆電話用の小銭。
 お父さんには、連絡しておくから」
「もう用意したよ!」(さすが母というか我家は母と私がひたすら冷静)

5分くらいで救急車到着。状況説明。
動かそうとすると痛むらしいので、エアマットを敷きつつ固定。
試行錯誤で15分。搬送する病院決定。
「じゃ、病院は○○ね。必要なものがあったら連絡して。
 それまで私は家で待機しているから。あと叔母さんたちに連絡するわ」

「では、家族の方は保険証とか用意してください」と救急隊員。
「もう、用意してあります」
「あ、準備いいですね」

とか何とか言われながら、母は付き添っていきました。
相変わらずジェットコースターに乗っているようだったと
救急車付き添い乗車経験2回目の母が言ってました(笑)

結果、左大腿部頸部骨折。即入院近日手術予定。


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Clover [カエル]

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