2009年01月10日(土) |
この親にしてこの子アリ |
昨日、都内の大学に初めて自宅から通った長男。 アチラはかなりの強風&雨だったようで
「激寒かった・・・傘もプリンになったし」
プリン????
そーゆー時、アタシ世代は「お猪口」って言うんだよなぁなんて 軽くジェネレーションギャップを感じたひととき(殴)
今日は特に何も予定が無いようで、 「DVDでも借りてこようかなぁ〜?友達の所に遊びに行こうかなぁ〜?」 と、こたつでゴロゴロしていた所、携帯の着信音が。
「電話だ・・・・・えっ?何で???」
電話の相手を確認して滅茶苦茶慌て出ているし。 誰からだぁ???
「お囃子です・・・ハイ・・・ハイ・・・・
えぇぇぇぇぇぇ・・・・・・・????????? 本当ですか?
ハイ・・・ハイ・・・・ 」
部活の先輩か?それとも役員関係??? 受け答えも相手に見えるはずも無いのに直立不動←アリガチ ず〜っと敬語を使ってるから目上の人からなんだろうけれど・・・
「ハイ。どうもありがとうございました・・・・」
電話は切れた。 そして第一声
「ヤベー、ヤベー、ヤベー」
慌ててパジャマを脱ぎ捨て始めた。 何?何の電話???何処から???
「おかーさん、実に大変な事が起こってしまいました。 落ち着いて聞いて下さい。」
な、何よ・・・
「今の電話は大学の事務室からだったんですが・・・ 信じられない事にボクはこれから大学に行かねばならなくなりました。 何故なら・・・」
何故なら??
年末までにやらなくてはならなかった、奨学金の受給継続手続きを していなかったからなのですっ」
お〜のぉ〜 \(◎o◎)/!
あのねぇ〜我が家は貧乏なの。お金ないの。 奨学金が無ければ、部活辞めるようだよ。解ってんの??? 何でそんな大事な事忘れるかなぁ????
「今日来れば大丈夫って言うから。印鑑持って昼までに来て下さいって。 だから面倒臭いけどちょっと行って来ます。」
慌てて着替えて、印鑑はシャチハタじゃダメって言うんで 認印を持たせて。駅まで送って行きました。 まぁ昼までなら時間はタップリあるので、大丈夫とは思いつつ・・・驚いた。
そのままついでに寮に寄って、昼ご飯食べて帰って来るそうで。 夕方4時ごろ最寄り駅に着くというのでお迎えに行きましたわよ。 そしたら、手にはガトーフェスタハラダの大きな袋が 昨日、買えたら買って来て と、頼んであったのだけれど、あまりの寒さに並べなかったらしく 手ぶらで帰って来たんですがね。 今日はちゃんと買って来ましたよ。エライっ!
忘れずに買って来てくれたんだ。 で、奨学金の手続きは間に合ったんでしょ?時間は充分にあったもんね。
「それがデスね・・・残念な事に本日は手続きが出来ませんでした・・・」
え?何で??時間は間に合ったんでしょ? 何か他に必要な書類とかあったの?
「いえ・・・肝心の印鑑が・・・それだけ持って来て下さいといわれた印鑑が・・・」
「おかーさんが俺に手渡してくれた印鑑。あれ、おかーさんの旧姓の印鑑でしたから。」
えぇ?????マジ??????
「マジ。必要な事全部書いて、『ここに印鑑押して下さい』って言われてさ。 上下の確認しようと印鑑を見たら・・・『○村』って書いてあるんだもん。 激驚いたし。仕方ないから『印鑑忘れました』って・・・恥ずかしかったぜぇ。 印鑑だけ持って来て下さいって言われたのに、オレどんだけ間抜けな生徒って 思われたかさぁ」
朝、慌ててたから文字を確認しないで旧姓の印鑑渡しちゃったんだわ たまたま1個だけ、一緒になっていたのがあったんだわぁ 他にも7個ぐらい印鑑が一緒にあったのによりによって
朝は散々 自分の事なのに、何でちゃんと自分で確認しないのっ 普段から意識が足らないんとちゃう??? とまくし立てていたアタクシですが。
最後の詰めが甘かった 子供の事怒れません。 結局、13日にもう一度印鑑持って行けば大丈夫と言う事となり ちょっとホッと致しました。
「オレ、今日は新宿にラスク買いに行ったようなもんだなぁ〜」
と、ワハハ笑っている長男。別に大学までの交通費の請求も無かったし ラスク代の請求も(今の所)ありません。 自分に・・・そして他の人にも寛容な長男。
もしこれが上様だったら・・・
アタクシ、どんな叱責を被る事か。想像するだけでウンザリなのでした。
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