金曜の夜に借りてきた「降霊」というビデオを見た。もっとめちゃめちゃ理不尽に怖い作品を期待してたんだけど…その意味では期待はずれだった。出演者は、結構豪華な顔ぶれで…役所広司、吹雪ジュン、草薙剛…とか。 ストーリーはというと、吹雪ジュンが霊能力の持ち主なんだけどそれが収入に結びつくほどではなく…夫の役所広司は平凡な音声技師で特に不自由はないものの、暮らし向きはそれほど楽ではないらしいって感じで。 それである日、幼女誘拐事件が発生して…誘拐された女の子が犯人から逃げるときに役所広司の機材ケースに隠れるんだけど、役所広司がそれに気づかずにそのケースに鍵しめて家に持ち帰ってしまう。吹雪ジュンが霊能力を発揮して、ケースの中に女の子がいるって気づいて助け出すんだけど…吹雪ジュンがこれを金儲けのネタに使えないかって企むのさ。この誘拐事件の顛末を予言したら一躍有名になってお金儲けもできるって感じで。 …ストーリー書いてくのも疲れるので、このへんでやめておく(笑)。この映画を観て感じたのは、「悪いことは考えちゃいけない」ってことだな。子供かオマエは?って感じの感想なんだけど(笑)。 役所広司と吹雪ジュンがすごく平凡なイイ夫婦を演じててさー。なんか観てて身につまされるっていうか…役所広司と自分を重ね合わせてみてました。でも途中でちょっと辛くなったなー。 そんな映画なんですけど…これは興味あったら観てみるのもいいかも。怖い映画苦手な人でも大丈夫だと思うよ。
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