| 2002年04月29日(月) |
尾崎豊、エアロスミスを歌う |
実家に帰って昔のカセットとか漁ってたら、おれが大学一年のときのライブ音源が出てきた。 「1988年7月」と書いてあったので、もう14年も前のものである。 今はなき渋谷道玄坂の「Doin’」で演奏したものだ。エアロスミスのコピーバンドで一回こっきりで終わったバンド。
バンド名を「オルガスミス」という。(苦笑)
エアロスミスとオルガスムスをかけたのであろうが、なんと安直且つ若さあふれたネーミングだろう。一回こっきりの企画モノバンドにふさわしい。
そのバンドでボーカルをやっていた人っていうのは、当時、尾崎豊のコピーをメインにやってた人で、声が尾崎豊にソックリ!尾崎豊が生前エアロバンドをやってたら、きっとこんな感じになっただろうな、って思うほど。 今度、コピッツのメンバーに聴かせたろ、って密かに思ってるんだけど。
そのバンドをやった当時っておれはドラム始めてまだ3、4ヶ月って頃だったんだけど、今聴くと当時の演奏のほうが今よりもある意味ウマイんだよねー。 そのライブが終わった当時は、自分のドラムのあまりのデキの悪さに嫌気がさして、すっかりオクライリになってしまってたテープだったんだけど。 もちろんドラム始めたばかりの頃だから、テクニック的には今のほうがあるんだけど、なんか「ひたむきさ」が伝わってくるドラムなのだよ。
今のおれでは到底叩けないドラムを当時のおれは叩いている。そんなふうに思ったら、おれなにやってんだろって思ったよ。
人の心を打つドラムって、テクニックだけじゃ叩けないんだ。人の心を打つことができるのは、やっぱり「心」なんだよなー。 14年前の自分に教えられた気がしたよ。
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