会社の玄関を出て右に曲がると喫煙所がある。職場は禁煙なので仕事中によく息抜きにその喫煙所に行くんだけど、会社の近くに小学校があって、喫煙所からその小学校の校庭がよく見える。
今日は校庭に小学生がウジャウジャいてドッヂボールとかやっていた。多分休み時間だったんだな。みんなすごい元気に遊びまわっている。家庭用のゲームとかが普及して、放課後家に帰ってから外に遊びに出る小学生が減ったみたいなことを新聞記事で読んだことがあるけど、学校での休み時間はみんなやっぱり外で遊ぶんだね。なんとなく安心したというか、おれが小学生だった20年前を懐かしく思い返したりして、ほのぼのとした気分になった。
おれの小学校のときは2時間目と3時間目の間に「20分休み」ってのがあって、やっぱり外で遊んだもんだけど。その「20分休み」と「お昼休み」のほかは10分間しか休みがなくて、「10分休みは外で遊んじゃいけませーん!」なんてよく注意されたっけ。懐かしいなー。
でもさー。考えてみると「休み時間を外で遊ぶ」ってなんか不思議じゃない?休み時間って、休むための時間でしょ?なんで外で遊ぶのさ。
それに確か「20分休みは外に出て元気に遊びましょう」なんて当時、先生が言ってた気がするぞ?なんで学校が生徒に「遊べ」なんて言うんだ?「勉強しろ」って言うならともかく。おれ的にはスゴイ不思議な気がするんだけど。当時は疑問なんて持たずにひたすら遊んでたけどね。
…まあ、こーゆークダラナイことを真剣に考えるようになったら、アタマが硬くなってきた証拠なので気をつけましょうね。おれはもう童心にはかえれないのかもしれないなあ…。
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