まれ日記

2002年09月19日(木) そうね、だいたいね

今日、不意に「人生の夕暮れ」ってキーワードがアタマに浮かんでさ。それで思い出したことがある。昔、おれが生命保険の営業をやっていた頃、部下である新人のオバチャンに同行してたときのこと。

当時のおれの仕事は「新米保険オバチャン」の教育係で、新人さんと一緒に営業に回って保険の契約をとるということをやってたんだけど、車で移動したりする間、結構しょーもないハナシとかをして暇をつぶしてて。そのオバチャンは当時47歳のヒトだったかな。おれも新婚の頃で「もうおれの人生、波乱万丈はないですよね〜。もう後は決められたレールの上を走っていくだけ」とかってハナシをしてたときだったと思うんだけど。その人が唐突にこんなことを言ったのさ。

「人の一生を24時間とすると、わたしはもう夕方の4時です」

一瞬意味がわからなかったんだけどね。でもちょっと考えたらすぐわかったよ。人間の寿命が一律72歳とした場合それを1日24時間に換算すると・・・オギャアとうまれた瞬間を午前零時とすると1歳ごとに20分ずつ時計は進む。3歳で深夜1時、6歳で深夜の2時・・・その人は48歳間近だったので「人生時計」に換算して16時間経過・・・ってことで夕方の4時と言ったんだろうなと。

その人は「だから主任(おれ)はまだ朝の9時前ですよ。これからいろんなことがありますよ」って言ってた。当時のおれはまだ26歳だったからね。「はは〜そうですかね」って軽く答えた記憶があるんだけど。たまに思い出すんですよ。その人の言ったこと。

こないだ34歳の誕生日を迎えたおれは、「人生、朝の11時20分」ってとこでしょうか。なんだ、まだお昼前じゃん。

そんな風に考えるとみんな「人生まだまだこれから」だと思うんですよ。この日記を読んでくれてる人は「人生まだ午前中」の人が多いと思うんだけど。先は長いですよねえ。これからなんだってできるはずなんだよね。

例えば今度32歳を迎えるアナタはようやく「人生、朝の10時40分」、24歳のアナタは「人生、朝の8時」。まだなんだってできるお年頃。おれにしたって午後の時間は、まるまる残っている。

でも逆に余裕をかましてると人生はあっという間に過ぎていく。「人生、24時間しかない」って思うとね。こう考えると、人生長いのか短いのか、よくわからなくなってくるね。

きっと、考え方次第だってその人は言いたかったんだと思う。これからの時間をどう過ごすかもおれの考え方次第。うたた寝なんてしちゃったら、もったいないよな。


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mare

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