つぶやける乙姫
辛口なのか、毒なのか・・・

2003年02月12日(水) 存在理由

うへ〜。カラオケ行きたい〜〜〜。
オールナイトでエンドレスで歌いたい〜〜。
自己陶酔の極みで、ノリノリで歌いたい〜〜〜。


というわけで、すっかり厭世的になってる乙姫です。

ここ数年・・・というかここ十年くらいで五本指に入るくらい、やる気ないです。



さ、コレ以降は単なるグチなので、人の愚痴に耳を貸す余裕のない人、または生理的にそういうものを避けたい人は、今日はもう読むのを辞めましょう。



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レッド・ゾーンへようこそ(苦笑)


以前から、ぼんやりと感じていたことなのですが、ぶっちゃけた話、自分の存在理由が分からなくなってきていたのです。いやいや、リアルライフではなくて、創作活動の話なんですが・・・。

ワシは幼き頃から作家になりたいな〜という想いを持っておりまして、中学の頃から本格的に創作活動なるものをやっておりました。で、脚本書いたり、映画を撮ったりして、某ラジオ局の特別賞(シナリオで受賞)をもらったりして、やがて本気で作家になろうと思い始めてました。と、同時に「んなもん、なりたいからってなれるもんじゃないし・・・」という気持ちもあり、留学からこっち、編集部に勤めたりして「完全オリジナル」の現場から離れたりもしましたが、約3年前に、相方と「もう一度頑張ってみっか〜」と再び創作の現場に戻ってきたのです。
で、二人でサイトを立ち上げ、地道な一歩を踏み出したのですが、おかげさまでお客さんにもたくさん来ていただき、カウンターも先日40万を突破いたしました。本当にどうもありがとうございます。

で、去年のことですが、実は某雑誌の新人賞でちょこっとしたモノにひっかかり、名前が載ったり講評が載ったりしたのです。

そのことを知人に告げると、その人は言いました。
「相方のカット(イラスト)も一緒に送ったの?(←そうなんだよね・・というニュアンス)」


・・・・・・(−−)。
ワシは「どこの世界に自分の投稿小説に自分の方からカットつけて送る人がいるのよ〜〜〜」と返し、それに対する返事は
「ふ〜ん、そうなんだ・・・」
でした。


ワシも古い日本人タイプのトコロがあるので、あからさまに身内を褒めるのは好きじゃないのですが、確かにうちの相方は上手いです。漫画家でないにせよ、絵を描くことを生業にしているのもあって、なまはんかなレベルでなく上手いです。

でも、多少なりとも自分の書いた作品は好きだったし、面白いと思わなければそもそも、自作で小説なんか書かないので、あんまり深く考えないようにしておりました。きっと、ワシの話を面白いと思ってくれる人がこの世のどこかにいるのさ〜と。まるで「いつもふたりで」の松たか子のように・・・(←見てて、すごく身につまされたよ・・・)。



が!




ここ数日でその考えを改めることにしました。
というか、改めさせられることとなりました。



至った結論。


相方の絵がついているのなら、お客さんは誰の文章でもいいんだろうな・・・。


と、言うことです。悲しいながらも、それが現実か〜と思っております。
う〜ん、字にしてみると、益々痛いね・・・(^^;)むむぅ。
それを自覚させられたのは、本当にささいなことなんですけれど(おまけにおそらくそれを自覚させてくれた本人は、そのことに気付いてないと思われ・・・)、目からウロコが落ちたというのはまさにこんな感じ!!と新鮮な驚きでもありました。
元々は一年こっきりの予定で始めた活動を3年も続けられたのは、ひとえに相方の努力と、お客さんがくださる感想のメールなどだったと思います。特に、熱い感想メールはくじけそうな時には何度も繰り返し読みました。中にはすっとんきょうなことを言う方もおられましたが、いつも感想をくださる方だったりすると素直に聞くことが出来ましたし、うちらの活動を良くするために言ってくださってるんだ〜と思って肥やしにしてきました。

が、毎晩睡眠時間を削ってサイトの更新をかけたり、小説書いたりしてる中で「さっさと続きをあげろよ〜」とか「このキャラはこうしてくれ!」とか「この話がこうなったのは、私がそうしてと言ったからだ」いうような「読ませて当然」とか「気軽に自分の読みたいようにできる」とか考えているお客さんにぶち当たるたびに

「ワシは一体、なんのために書いてるんだろう・・・???」

と思い続けてきました。ちなみに、今までお客さんの意見に流されて自分の意に沿わぬように書いたことはありませんです。すべて、自分で決めてるように書き貫きました。はい(^^;)

もしも仕事で書いてるんだったら、きっとこんなことは思わなかったのでしょう。が、あくまでもサイトは素人としてやってるわけで、しかも毎晩4-5時間睡眠みたいな状況でやってるわけで、しかも相方と二人の試行錯誤の上現在の形になったりもしてるわけで・・・それを一蹴されると、本当に・・・はぁ、すんません、説明も出来ないです(^^;)。

ただ、誤解されたくないのは、本当に「こっちのミス」であったり、「誤植」や「いけない表現」、「こう終わって欲しかった〜」とか「前の話のほうが面白かった」「次回に期待」「もっと面白いもの書けるはず!」など、愛のある指摘ならいくらでも受けるんです。99の批判があっても、最後に一言「いつも見ています」とか「面白かったです」の一言があれば、ありがたや〜〜〜と聞くんです。でも、そうでない場合、ワシはどうしたらいいんでしょうねぇ・・・・???(^^;)と。


きっと、こんな気持ちのままで書いたとしても相方に迷惑をかけると思うし、せっかく楽しい気分でうちのサイトに来てくださってる方が不快な思いをされるだろうし、さらにさらに、相方の絵にそぐった面白い話が書けるとも思わないし・・・ということで、いま自分のこれからについてぼへ〜〜〜っと考えています。
サイトにあげないまま、一人で細々と書いて投稿でもしようかな・・・とか。
でもまぁ、いま連載してるものに関してはこのままぶった切るのは自分のプライドが許さないので、どうにかしなくちゃ〜とは思ってますが・・・。

しかしまぁ、こういう愚痴をサイトで漏らすのだけは辞めようと思っていたのに・・・アタシも所詮、弱い人間ね・・・(−−;)

今後気分が上昇したら、連載の更新の方はしたいと思ってます。まだまだ書きたい話はたくさんあるのですが、どうにもこうにも、信じられないスランプです・・・どへ〜。

でもですよ!これが例えば男女の話(いや、別に男男でも女女でもいいんだけど)だったとしたら、「別れる理由がないから付き合ってるだけの関係」みたいでヤじゃないですか〜〜〜!?!?別に、その子でなくてもいいけど、その子じゃいけない理由もないから付き合ってる・・・って感じの(^^;)

ワシとしては相方は申し分のない相方だし、自分のキャラを相方に書いてもらえるのはすごく嬉しいけども、傍からみたら完全に依存してるように見える関係だったらイヤだし・・・。なんちゅーか、ヒモというか・・・ねぇ。


・・・とまぁ、そんなわけで、当分小説は更新しませんです・・・。


もしも、万が一ワシの小説を待っててくださってる方がいたりするのなら、本当にワガママですみません。心よりお詫び申し上げます・・・。

まぁでも、相方のファンの方にしてみれば屁でもない話でしょうけども(笑)。


ではでは。


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