ショートショートばかりを集めた作品集です。その中の一作にジョシュがでているという話を聞いたので、みたいなぁ〜と思っておりました。 借りてみると、収録作品は6作。タイトルのまんまでした(^ヮ^;)。 でもって、ジョシュは15分ほどで・・・・(苦笑)。ま、みられただけいいんだけどさ〜。
作品は以下の通り。 「四つの部屋と六人の打楽器奏者のための音楽」 「メンバー」 「鬘職人の日記」 「カメラ」 「キラー・ビーン2」 「WAVE TWISTERS」
というわけで、あらすじを説明するというようなこともないほど、それぞれ短いので、コメントのみ。
「四つの部屋と六人の打楽器奏者のための音楽」 スウェーデンの作品だそうです。6人の打楽器奏者が、犬を連れて散歩に出かけた老夫婦の家に忍び込み、家にあるものを使って音楽を奏でるという作品。10分。 セリフは一切なし。計算されつくした「作戦」というような展開で、ワシは正直6作品中、一番面白いと感じた作品。というか、これが唯一「おお!すごい!」と面白みを感じた作品だと言った方がいいかも(^^;) キッチン、ベッドルーム、バスルーム、リビングと四部屋一曲づつで、大胆に演奏していく彼らたち。ついつい一緒にリズムを取ってしまうような小粋な作品です。唯一の女性演者をどうしてもどこかでみたことがあるような気がしてならないのだけども、気のせいかなぁ・・・?スウェーデン映画だもんなぁ・・・。ロッタちゃんくらいしか見てないはずだし。むむぅ。
「メンバー」 ジョシュがLAの街を車で疾走しながらブツクサ呟くだけ・・・(−−;)ほぼジョシュの一人芝居・・・というのでなければ途中で挫折していたであろう・・・。
「鬘職人の日記」 原作はダニエル・デフォー。ケネス・ブラナーが惚れこんでマペットアニメ化した作品。どうやら、アカデミー賞最優秀アニメーション賞ノミネートまでされたらしいが、とにかく暗い! ペストが流行した時代に、とある鬘職人の家の向かいに住む親子がペストにかかる。母は間もなく死亡、日々職人の家の前に佇む娘にも徐々に症状が現れ死に至る・・・っつーような話なのさ。人形がまず暗い。そして話も暗い。ケネス・ブラナーがナレーションをやっているんだけども、なんでまたこんな作品にほれ込んだのか?っつー疑問が沸き起こるほどに暗い!
「カメラ」 クローネンバーグ監督作品。 年老いた俳優と彼の家に保管されていた映画カメラに気付き、撮影したいとはしゃぐ子供たちを通して、老いと死を表現した作品。 どうしてこうも暗いテーマが続くんだ??いやぁ、ある種避けられないコトではあるけれど、立て続けにこんなんだとさすがに疲れるよぅ・・・。
「キラー・ビーン2」 フルCGアニメです。フォトショで作成。しかもスタッフは一人(笑)。そういう意味ではすごいアニメです。しかもマトリックスのパロちっくな演出もチラホラ。でも、登場人物はみなコーヒー豆です。 近所のクレイジーパーティで眠れなかったキラー・ビーンは、そのパーティに乗り込み、激しい銃撃戦を繰り広げる・・・。はっきりいって、それだけの話。評価すべきは一人であそこまで作り上げたことだろうか?いやぁ、たいしたもんだ!ちなみにクリエーターは「X−MEN」でミスティークの変身シーンを担当した人だとか。
「WAVE TWISTERS」 意味不明(−−;)というか、正直言って面白くない・・・。宇宙歯医者がなんじゃらほい・・・って感じで。しかも一番長い30分作品。無駄に長い・・・。ま、好きな人は好きなのかもしれないけど・・・・(遠い目)。
なんちゅーか、最初の作品にはお金を出してもいい。けど、他はお金もらいたいくらいです(−−;)ジョシュにはお手当て出してもいいけど、でも睡魔に襲われまくった。そんなようなもの。レンタル金額を半額にしていただきたい気のするワシでした・・・(^^;)
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