つぶやける乙姫
辛口なのか、毒なのか・・・

2007年06月20日(水) 「スパイダーマン3」

いや〜〜〜。やはり大画面で見たくって、前2作を見ていないっつーかなぴんを引きずり込んで見ちゃいました(^^;)すまんね〜。



<あらすじ>
相変わらずスパイダーマンとして市民を助け続けるピーター。一方で恋人でありスパイダーマンの正体を知る数少ない人物メアリージェーンは舞台歌手としての夢に向かって一歩を歩みだそうとしていた。
そんな時、元親友でスパイダーマンのことを父を殺した仇と恨むハリーが事故にあい、ピーターがスパイダーマンだという記憶がなくなってしまう。
久しぶりに穏やかな生活に戻りそうな気配がしたものの、謎の黒い生命体が地球にやってきて・・・。



とまぁ、そんな感じです。
なんといいますか、これは語るよりもちゃんと見た方がいいです。普通に面白かったので。
言い方はちょっと変ですが、逆転裁判の三部作をやったとき、「3」で感じた「こうまとめるか!!(驚)」という感じを、今回のこの「スパイダーマン3」で受けました。

サムライミ監督は「6まで構想はできてる」と言ったそうですが、この後の三作をよっぽど面白くしない限りは「3で終わっておけばよかったのに」と言われかねないくらい、いい感じにまとまっていたと思うのです。

っつーか、まとめすぎという気もしないでも・・・(^^;)


いや、実はこの実写映画版のスパイダーマンは結構好きなので、6まで続くならそれもアリかな?と思っていたのです。「2」は個人的にそんなに面白くなかったんだけども、「1」と「3」はなかなかいいんですよ。ホント。バランスとかが。



(以下ネタバレ含みます)





ピーターの舞い上がっちゃってる感じとか、相変わらずのスピード感溢れる映像とか、見所も満載だし、人間関係的にもドラマチックでエンターテインメントとしては秀作だと思うんだけども、個人的に不満なのは




・・・ハリー殺しちまったもんな・・・(−−;)




これが「4」以降に対する触手が動かなくなる理由のひとつで・・・。
ジェームス・フランコ見たさに見てたっつーのもあるわけでさぁ〜。ピーターだけだとビジュアル的な楽しみがイマイチ・・・といったら、トビーファンに殴られちゃいそうですが、でもさでもさ、やっぱりダメ息子ハリー(←好きなくせに散々な言い方だ)は大事だと思うのね!!
なんか今回でハリーもいいやつになっちゃったりして、なんか萌え萌え上体で死んじゃったけどさ(笑)、やはりこれ以上主要キャラが減ると、話の方向性がまとまらないと思うのですよ。
サムライミはあんなこと言ってたけど、やっぱり3で終わるのかなぁ?終わった方がいいかもなぁ〜。
だって、1から引いていた伏線とか、使い切っちゃったしね(^^;)
サンドマンのことで伯父さんのこともカタがついちゃったしさ。もう広げようがないと思うんですけど。
でもサンドマン・・・ちょっと可哀相だったねぇ。まぁ、悪いことは悪いことなんですけども・・・。このサンドマンを加えたことが3のポイントでしょう!これでドラマの方の深みがぐっと増したと思うのです。正直ヴェノムとダークスパイダーマンだけでは薄っぺらい話になっていたことでしょう。だって、ヴェノムなんてただの逆恨みだしさぁ(−−;)なんなんね、あいつ。悪役ダブルなのはバットマンっぽいですな(笑)。
余談ですが、教会の上で反省しているスパイディーにはちょっと笑った。
「反省するんだ!?」って感じで。


・・・と思って調べていたら、なんと「4」の脚本制作がスタートしているとの噂が・・・。
ソ○ーピクチャーズよ・・・、少年ジャ○プじゃないんだから、無理に続けなくとも・・・(^^;)


ともあれ、スカッと娯楽ものを見たい人にはぜひともオススメ。
深く考えずにみるのがポイントです♪


 < 過去  INDEX  未来 >


乙姫 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加