つぶやける乙姫
辛口なのか、毒なのか・・・

2007年07月17日(火) 怒怒怒

今日、非常に腹の立つ客が来まして・・・。










というのも、店に来ての第一声が












猫を撃つエアガン下さい。






・・・・・は?



という感じなんですが・・・(−−;)




以前にも、カラスを撃つエアガンを下さい。とやってきた客もいて、他にももろもろ、その「動物に効くエアガン」を求めていらっしゃいます。



まぁ、玩具系も置くようになってから、店に変な客が増え始めたのはわかっていたのですが、ここまでエアガンの客に嫌悪する日が来るとは夢にも思いませんでした(−−;)




ちなみにそのオッサンが言うには、のら猫を撃ちたいとのことで、まさにこの時点でもワシの怒りはピークに達し、


「そういうあんたをワシは撃ちたい」

という気でいっぱいだったのですが、そんなワシの怒りを察したのか、隣にいた同僚ちゃんが



「猫を撃ってはいけませんよ」


というようなことを必死にオッサンに諭してくれたのです。
最近のエアガンは殺傷能力が非常に高く、アルミ缶くらいは簡単に貫通してしまったりすることや、猫に向けて撃ち、命中でもした日には死んでしまうかもしれないし、そうなったら各地の条例で捕まったりしてしまうかもしれないことなどをこんこんと説いてくれたのです。

すると、オッサンはとりあえず庭に来る野良猫を脅す程度のことしか考えてなかったらしく、納得して帰ってはくれましたが、世の中には本当に命中させたくてエアガンを買う人もたくさんいるのであろうと思うと、ワシの怒りは収まらず・・・。



実はエアガンを買うのって、売り場で見ていると親が子供に買い与えているケースが非常に多いのですよ。

18歳未満には販売禁止のものやら、まぁ10歳程度から年齢制限があって、ちゃんと身分証明書がない限りは、棺おけに片足つっこんでるような人に見えても売ってはいけないっつー決まりがあるんですが、子供が年齢的に買えないとなると、
「じゃあ、俺が買えばいいんだろ」
と半ギレ状態で自分の身分証明書を出す父親が少なくありません。

そうなると売らないわけにもいかないので売ることにはなるのですが、あの親は子供にエアガンを与えて、何を教えたいんでしょうねぇ・・・と(−−;)

っつーか、大体がキレ易そうなにおいがムンムンにしてる人たちなんですけども。

子供がエアガンを欲しがるのは分かるんですわ。ワシも欲しいと思ったことあるし。でも、小学生も低学年っぽい感じの子に、
「目にあたったら失明の可能性もあります」
とか書いてある程、威力のあるエアガンを与える必要はないと思うんですわ。

子供は的に向かってBB弾をパンパンしたい程度だろうし、別に的を貫通させたいとまでは思ってないだろうし、むしろ興味の方向がそっちに行ったら、親が人や動物に向けちゃいけないとか教えるべきじゃないかと。
なのに率先して親が高度なものを買い与えてて、それで問題があったときに学校なんかに責任を押し付けたりするのは変だと思うのです。


最近、腹の立つ親が多すぎて、本当に嫌になります。
売り場で暴れる子供を注意する親の方が、注意しない親よりも少ないです。


子供の教育する前に、親をなんとかしないとムリじゃなかろうかと。

先ずは、子供に何かあったときに、「なによりも自分の責任なんだ」と思う気持ちを持ってもらいたいものです。


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