続・Maybell

昨日に引き続いて、今日も一日中ずっとキンポウゲの日々を聴いている。
どれだけ聴いていても、飽きることが無いという感じ。すごく良い曲揃い。

いまのところ、seashellという曲が一番好きかな。
すごく悲しい歌詞の英語詞。
テンポは速めの、疾走感あふれている感じなんだけど、
それでも、ぬぐいきれない悲しさがにじみ出ている、そんな良歌。

メディアにはあまり露出していない人達には、凄い人達が一杯いる。
この人達の曲を聴いてしまってから、売れている人達の曲が良いと思えなくなった。
いや、良いと思えても、買うというところまで行かない、というところか。
一度聴いたら、それまで。
何度も繰り返して聴く気にはなれない。

多分、一曲にかける時間の違いなんだろう。
売れてしまったら、サイクルを短くしなくちゃいけなくなる。
売れ続けていくために。

インディーズにいる人達は、そういうしがらみがほとんど無いから、
自分たちが作りたい音楽を、納得がいくまで練り上げていけるんだろう。
だから、名曲が多いのも当然。
比較的自由な環境のおかげで、いろんな方向性が試せるので、
作者の好みと、聴く人の感受性が一致したときに、
聴く人が、凄い名曲と言える作品に巡り合えるようになるんだと思う。

音楽を生み出せる人って、本当に凄い。



2002年02月03日(日)

日々 / いけだ