| 【音楽】SOUP |
SOUP 星村麻衣 Sony Music Associated Records Inc.
感想: 待ちに待った星村麻衣さんの1stアルバム。 マキシシングルのタイトル曲と、新曲で構成された内容は、まさに名盤と呼ぶに相応しいです。 特に気に入った曲は、9曲目「恋ノチカラ」と12曲目「ストーリー」です。 「恋ノチカラ」は、とにかくハッピィな曲で、徐々に盛り上がっていくピアノ乱打が強烈。星村さんが奏でる恋の曲らしい、エナジーに溢れた曲に仕上がっていて、聴いているだけで元気が沸き上がってきます。 「ストーリー」は、このアルバムのトリをつとめる曲であり、静かな中に秘める高ぶりが、心に響きます。途中までピアノが出てこないところが、逆にピアノの存在をくっきりと描き出していて、間奏からの音色にくらっときます。そして、ラストフレーズで、星村さんの歌声が一気に最高潮になるところは、何度聴いても鳥肌が立つくらい素晴らしいです。
ちょっと意外だったのは、いくつかの曲で星村さん以外の方がピアノを弾かれていたという点です。中西康晴さんという方で、クレジットでは(師匠!)となっていました。
全体的に、どことなくジャズの香りが漂う感じで、ただのポップスには無い雰囲気です。と言っても、ジャズはほとんど聴いたことがないので、あくまで雰囲気的なものですけれども。 ピアノが入ることで、ただのポップから、奥深さや幅広さが出ている感じがします。 そして、何より星村さんの声が良いです。真っ直ぐな声で、ストレートな歌詞を、分かりやすいメロディで歌っているので、ずどん、とやられてしまうのですよね。
下手な小細工でお茶を濁しているとしか思えないような曲や、勢いだけで突っ走るような曲が多い中、一直線で力強いそのスタイルは、聴いていてとても爽快です。お日様の日差しが強くなり、景色が生命感に満ちあふれるこれからの季節にぴったりな一枚に仕上がっていると思います。
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2003年07月27日(日)
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