経済って?

 「経済ってそういうことだったのか会議」という本があります。
 竹中平蔵大臣と佐藤雅彦氏の対談をまとめた一冊です。

 ニュース番組やワイドショーなんかで、経済や政治についてのいろんな言葉が飛び交っていますが、その意味するところをきちんと説明している番組ってまずないですよね。
 ああいうのって、興味を持っても調べるのが面倒だし、何か専門用語を聞いてるだけで、解ったような気になっちゃうものなので、突っ込んだところが解らないままで、何となく曖昧に解ったような気がしてるだけって言う人が大部分なんじゃないでしょうか。

 この本は、そういった人にまさにうってつけの本だったと思います。
 と言っても、古本屋さんにて100円で買ったので、あまり偉そうなことは言えないんですけどね。

 自分たちが生活しているこの社会で、経済っていうのはどういう役目を果たしているのか?
 税金ってなんで必要なのか?
 円高とか円安は、結局何なの?
 ドルが世界中で通貨として流通しているのは何でなのか?

 そういった、シンプルにして根源的な疑問を、それなりに解りやすく書いてくれています。
 プラス、竹中平蔵氏の考え方も垣間見えるので、興味深いです。
 自分たちの社会なんだから、何が起こっていて、何が問題なのか、くらいは解っている方が良いと思います。
 一番怖いのは、メディアの発信する情報だけに踊らされちゃうことですから。
 今のメディア(特にテレビ)は、情報のコアだけを配信して、その意味するところは一切無視、というスタンスを保っているので、その情報だけで解った気になっていると、いつか足下をすくわれても、そのことに気付かない危険性がかなりあります。
 自分の認識しか、最後に頼りになるものはないのだから、最低限の知識は仕入れていきたいなって思います。
2003年09月24日(水)

日々 / いけだ