視点

 ふと、最近本読んでないなぁ、と思った。
 中学生〜高専生の頃を思い返してみた。
 そのころ自分が見ていた視界が、いかに範囲が狭かったかが分かった。

 こういう瞬間に思うことは、あ、また一つ上に上がってたんだなぁって事です。
 音楽もそうだし、読書もそうだし、他にもいろ〜んなことがそうだと思うのです。
 「○○を知っている」事も財産だけど、『「○○がある」ということを知っている』ほうが、より大きな財産となって身になっているんかなぁと思うのです。
 そういう風に、自分の視点を上げることを成長って言うのかもしれないなぁ、と思うのでした。

 別に、最近の読書量が少なくなったというわけではなかったです。
 生意気な言い方かもしれないですけど、「得るものが少なくなった」とでも言うか、一つの作品から受け取る情報が、昔ほど新鮮な驚きを伴わなくなってしまっているのかもしれませんね。
 そのせいなのか、読んでいる量は変わっていなくても、充足感が減っているのかも。
 ちょうど、道を歩いているときは目の前に大きくそびえていたビルでも、高い山の上から見下ろしたときには、まるで積み木細工のように見えるかのように。

 上から見下ろしているだけでは気付かない、近づいてみないと見えないものもたくさんある。
 大局的な視点と、局所的な視点、両立しつつ過ごさんとね。
2004年07月04日(日)

日々 / いけだ