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2001年11月25日(日)
おやこ

今日お菓子を食べながら、夕方のテレビを見ていたんだけど
里親に会いに行く施設の子供のドキュメントだった。

子供は子供なりに色んな事考えて毎日を生きているんだよね。

親になるんなら、色んな覚悟は本当に必要だと思う。
食べ物を与えれば自然に大きくなってくれるけど、
どんな子に育つかの責任は持たなければならない。

今日見た番組では、実の母でありながら我が子と一緒に住むことが出来ない人も
いたけれど、その人は子供に自分のいやな面を見せたくないのだと言う。
嫌な事があったら子供に当たってしまう、大人の自分が子供に本気で殴ってしまう、それに恐怖を覚えて子供を手放したという。
とてもデリケートな人なんだと思う。
だからといって一緒に住む事を辞めれるものなのかな?

親と子だもん。
色々あるけど、一緒に生きていくのが一番いい。

子供の頃、母と喧嘩して「お母さんだって人間やねんで」と言われたことがある。
あたしが中学生くらいの事か。
それまで、母は母という生き物だと思っていた。
でもそれから、お母さんもあたしと同じように毎日、嫌な事があったり
嬉しい事があったりするんだって思った。
だから機嫌の悪い日もあるし、しんどくて凹んでる日もある。
当たり前の事なのに、分かっていなかった。

この頃は家族について何か考える事もないけど、
父に対しては相変わらず冷たい態度を辞められなくて、
もうあとは結婚式での和解でしかないと思っているけど・・

きっともっとつらい環境で生活してる人だっていると思う。
今、帰る家があり、ご飯を作ってくれる人がいることを
感謝している。多分こんな事思うのは今年最後だと思うけど。