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2001年12月04日(火)
モモちゃんとプーの話がしたい

昔読んだ絵本や物語ってずうっと覚えてる。

仲良しだった友だちのお母さんが、私立の子供専用図書館みたいのをやっていて
いいと言われる本はたいがいお薦めされて読んでいた。

‘さむがりのサンタクロース’(多分こんな題名嘘)
これは漫画になっていて、いつもはただのおじさんがサンタクロースの仕事に
出て、完了するまでのお話。寒がりで文句ばっかしゆってるの。
‘ちいさいいえ’
これはねー擦り切れるまで読んだ。丘の上に建ってた小さな家が、はじめは田舎だったのに周りがどんどん変わってしまってビルまみれになるねん。ボロボロになっていって、スモークだらけになって・・最後はもとあったような丘に帰してもらえるんだけどね。

海外の絵本は絵がきれいなところが、いい。

そしてもうひとつ、現在のあたしを形成したと言っても過言で無いほど
長い間読みつづけていたのが、松谷みよ子の
‘モモちゃんとプー’シリーズなのです。

モモちゃんと黒猫プーに、そのうち妹のあかねちゃんも加わるんだけど
お母さんとお父さんが離婚したり、
同級生とモモちゃんが喧嘩したり、
そのうちあかねちゃんがくつしたと遊んだり、
こうやって書き出してみると、どうって事ないように思うけど
不思議な描き方をしてるので、どんどん本の世界に引き込まれる。

印象的なのは
ママが離婚寸前、パパが帰宅しても靴しか見えないの。
靴しか帰ってこないの。
ママは靴にご飯を出すことも出来ずに、靴を磨くだけだったり。
あれはどういう例えなんだろうか。
ママがパパの姿を見えなくなったのか、パパが帰りたくなくて
靴だけ帰していたのか。
大人になった今、もう一度読んだらもっと深く読めて面白いかもしれない。
モモちゃんが影を食べられて、倒れちゃってママが取り返しに行く話とか。
誰に食べられたのか忘れたけど。
あと、ママのところに毎晩死神が来る話とか。
もう一度読みたくなってきた。
買いに行こうかな・・