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2005年09月10日(土)
積木くずし

ドラマの積木くずしをリアルタイムに見ていた人は、若者とは
いえませんね。だって1983年だってさ。
え、ってことは20年以上前なの?
そしたらあたしの記憶は再放送なのか?
いや、微妙にリアルタイムかも!
インパクトある、見たドラマの一代目かもしれない。

ドラマの内容ももちろん、その頃“暴走族、シンナー、家庭内暴力”という
危険だけど興味のある世界、もちろん自分がそんなことに踏み込むことは
ありえない世界で、どきどきしながら見ていた。

今でもさっき見たように思い出せる場面が数々ある。

まず、主演の高部知子がなんか踊ってるねんけど
舌なめずりしながら踊ってんの。
あの子当時からえろい雰囲気あったよね。
それは、その後プライベートで
芸能界追放された原因になるベッド写真が出てきて
それをあたしの記憶の中でひっくりかえしてるのかもしれんが。
余談だけどあれ以来、
わらべはまるではじめから二人でやっていたかのような
周りの態度に当時恐怖を覚えたもんだ。

爪をはがされて、最後不良グループから解放してもらえるんよね。
おおこわ。しかしけじめがはっきりしていてわかりやすい。
なんといっても小川真弓のお母さん役が暗くて
しんどかったっけ。
勝手にすればー的な母ならドラマにならないからね。

このところやっと再放送やドラマ続編なんかも出てたみたいだったけど
あたしの中で高部知子以外の非行役はいないなぁ。
(こないだのドラマでは、安達ユミがおっそろしくうまく演じてたと
 聞いて、すごく見たくなって母の友達おばちゃんに
 無理ゆってビデオ借りちゃったが)

あの頃は不良という人種が確かに存在してて
ただしそれらは傷つきやすい、根が優しい人間に限られていたから
皆の涙を誘い、感動させた。
今はありえないものね。
何かが欲しくてたまらなくて
やってはいけないことをやってしまうこともないし
何だって手に入ってしまうし、人間関係をやめたければ逃げれば良いし
他人にぶつかってあげる根性持った大人もいない。
決め付けてはいけないだろうけど、そうなりつつあるのは
偉い評論家でなくても、あたしでも感じる。

その絡みで今思い出したドラマ。
実際にあった、子供が金属バットで親を殺す事件を
2時間ドラマにしたものを大昔見た。
お父さん役が宝田なんとかって言う俳優さんだったと思う。
もう恐ろしくて恐ろしくて、見たのは再放送だったんだけど
あんなすごいドラマ見たことない。
あれをもう一度見てみたい。