ハヤブサキロク
読書感想文が、知らない間に校内選考を通って県のほうに出されることになっていた。 だから、もう一度読んで書き直してみて欲しい、と、見知らぬ国語科の先生に言われた。 ちなみに、クラスのもう一人の子も校内選考通ったそうだ。 なんか知らない間に作文が一人歩きしていて怖いよ。 私は、国語科の私の知っている先生に渡されたことまでしか聞いてないよ。 何で知らない先生が私の作文持ってるんだよ。 そうえば1年のときもそうだった。 広報委員会の勧誘に来た顧問が片手に持っていたのは、私の読書感想文だった。 まぁ、文字書きな委員会で、他に作文とか判断するものがなかったから仕方なかったんだろうけどさ。 作文、読み直してみたけど、何が良いのかいまいちよく分からない。 去年書いたやつの方が個人的に好きだけどな。 今回のは、まとまりがない上に、ものすごく奇抜なことを書いてる。 っつーか、作文は奇抜なことを書いたほうが、相手の印象に残るらしいが、これはちょっと違う気がする。 「私はキチガイです」って言ってるようなものだし。 去年や一昨年の校内入選作品は印刷されて配られている。 彼氏の読書感想文が両方とも入選で載ってるので、そのプリントが取ってあった。 だから読んでみた。 ・・・自分の読書感想文のよさがますますわからなくなった。 親にも見せることのできないような後ろめたいこの読書感想文。 どうしようもないな。 だけど、文章の趣旨を変えることはできない。 とりあえず、バランスを良くすることぐらしかできないのかも。 でも、本当にどうすればいいのだろう。 なんか、今年から、先生が何もアドバイスをしない方針になったそうだ。 とても迷惑な話だ。 なんかアドバイスしてよ。 本当、困るんだけど。 読書感想文を提出日を数日過ぎてるのに出していないと担任に説教され、とりあえず書いて次の日に出したら、知らない間にクラス内選考と校内選考通ってて、県のコンクールに出すから校正してくれって・・・。 まじめに感想文書いた人に申し訳ないじゃん。 まぁ、月曜には彼氏に会えるのだし、彼氏の意見も聞きながら書き直してみるか。 彼氏は私がちょっとズレた人であることを知っているので・・・。
読書感想文云々より、私にはもっと重大に考えるべき悩みがあったんだっけ。 忘れかけてたよ。
過去|足跡|未来
魚隼
|自分
|絵日記
|++
|手紙
ハヤブサキロクは川嶋あいを応援します!
↓「見えない翼」は私のお気に入りです、是非皆さんも聴いてみて下さい。↓
|