ハヤブサキロク
昨夜は、チキくんが来た。 夜中の1時過ぎだったかな。 マンション近くのコンビニで待ち合わせ。 もらった写メの印象よりも若かった(苦笑) 部屋に上がってもらって、すごい緊張。 よく考えたら、一人暮らししてから、この部屋には母親とトシくらいしか泊まったことがない。 そんな感じで妙に緊張。 すごいたくさん語りました。 もう夜中だねーとか言いつつ、色々語りまくり。 自分のこと、学校のこと、家族のこと、恋人のこと・・・。 チキくんには半同棲状態の彼女がいます。 彼女さんは看護師をしていて、今日は夜勤なのだそうです。 チキくんは寂しがり屋なんだろうね。 今夜は彼女さんがいないから、ウチにきたんだろうな、って感じがする。 「朝は、彼女の出勤にあわせて早くおきて、オレが朝ごはんつくるの。 で、一緒に黙々と食べて、彼女が出勤した後、洗濯とかして、学校行く。 帰ってきて、夕飯作って、食べて、洗い物とかしてると、もう彼女は寝る時間になって、先に寝てたりすんの。 何で付き合ってるのか、謎だよね。 彼女にとっては、オレは家事をしてくれる存在でしかないのかも。」 って言いながら、チキくんは寂しそうに笑った。 チキくんと私は似てるところが多い。 基本的にマジメだったり、家庭が苦労してたりする(まぁ、私のは苦労なのか知らないけど) 恋人と付き合って3年目だとか、恋人がかまってくれなくて寂しい思いをしてるとことか・・・。 とにかく、共通点が多い。 メガネ取ったほうがカッコいいよ、チキくん・・・。 とにかく、すごい楽しかったです。 優しいんだよ、チキくんは・・・。 話し方も、相手を気遣ってて、飽きさせないんですよ。 手相見てもらったり髪いじってもらったりして、さり気にスキンシップ増えてきたなぁって思ってたら、頭をぐしゃぐしゃってなでられた。 朝の5時くらいだったかな。 ヤバい。 私は頭なでられるのに非常に弱い。 頭なでられるのが好きだし。 首とか耳とかすごい感じてしまうし、何よりチキくんの触り方だと髪まで感じてしまう。 ちなみに、私は「マシェリ」というスタイリング剤を使ってるのですが、あれはヤバい。 匂いが、男の人にはちょっと良い感じらしい。 頭なでられながら、「隼の髪、良い匂いがする」とか言われた。 そういえば、トシもこの匂いが好きだっけ、って思いつつ、されるがまま。 髪でこんなに感じたの初めてだよーとか思いつつ、頭の中がぼんやりしていく。 眠気と、エロさ(いや、私が勝手にエロいと思ってただけなんだけど)で、頭の中がマヒ状態。 チキくんの声が、だんだん、甘い声になる。 あー、女の子口説くときの男の人の声だーって思った。 そんな中、チキくんは私の横に座って、私の頭をチキくんの胸あたりにつけた。 で、そのまま抱きしめられた。 うぁあぁ。 マジで? いいのか? 体重預けるかどうか、迷った。 自分の欲求としては、チキくんにそのまま体重預けて抱きしめ返したい。 でも、そうしたら、この行為を自分の中で認めてしまうことになる。 あぁどうしよう。 とか思ってたら、額にキスされて、唇にも。 あ、この人の唇やわらかい、って思いつつ、頭の中が真っ白。 「オレの唇、かなり柔らかいでしょ?」 そう言って、チキくんは無邪気に笑った。 よく考えたら、思春期になってからは、トシとしかキスしたことがない。 って、それってヤバくない?とか思いつつ、抵抗しない自分。
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