つれづれ

2004年09月16日(木) スウィングガールズ

今日は朝から1日休み。
平日にお休みして、早起きして、その朝のなんて爽やかな事!
大抵は予定があるから早起きなんだけど、それがなければ朝を堪能したい気分。

今日は例にもれず、中学時代からの友達と映画を観に行く予定。
8時半に家を出発して、駅に向かう。
爽やかないいお天気。
歩くのも気持ちいい。
駅に着くと、もう友達は到着していた。
そのまま電車に乗る。
平日9時過ぎの映画館は、まだ人もまばら。
と言っても、まだチケットブースすら開いていない。。。
9時から開くと書いてあるのに・・・
30分遅れで開いたブースでチケットを買おうとすると、なんでも私たちが観ようとした映画は別館らしい。
またそこからトコトコ向かう。
最近出来た別館は、さすがに綺麗で気持ちいい。
私は以前から観たかった『スウィングガールズ』
友達は日本映画はあまり観ないらしいが・・・

東北ののどかな風景の中の普通の高校。
落ちこぼれの補習組の女の子達。
食中毒になってしまった吹奏楽部の代わりに楽器を持つ事になった17人。
楽器に魅せられ、ジャズに魅せられていく女の子達の姿が、清清しく、そして楽しく描かれている。
面白くて、面白くて、みんな声をあげて笑っていた。
こういう映画は、幸せな気分になる。
みんなが楽しく頑張っている。
自分も何かに頑張りたい気分になる。
また観たいな。。。

日本映画は・・・な友達も随分と楽しそうに観ていたので、一安心。
お昼はアフタヌーンティでパスタ。
彼女の旦那様は配送ドライバーさん。
旦那様とは来れない『小洒落た』ところで食べたいと言う彼女のリクエスト。
私も彼とは来ないな〜と思いつつ、女性ばかりの店内で女の楽しみ。
パスタの後の別腹デザート。
旦那や今彼の前では出来ない過去の恋の話や現状への不平不満。
笑って話せるうちは幸せなのだ。
てな訳で幸せな2人のささいな不満話で、お茶を飲む。

そこを後にし、なかなか買い物に出られないと言う友達のショッピングにおつき合い。
自分の服やら子供の服やら、とても楽しそうに見ている。
そうしている人を見てるのも楽しいものだ。
私はいつでも買いに来れる。
自由で、少しめんどくさがりな独身貴族♪

一通りの買い物を済ませて、最後にスタバでお茶。
さっきよりも少しだけ突っ込んだ話。
改めて、彼女がとても女の子っぽい人間だと再認識させられる。
私があまりにも女の子っぽくないので、それに多少は合わせていたのか、あまり感じないでこれまで二十年近く付き合ってきた。
その間に、何度も彼女が他の女の子から嫌われる話を聞いて、何でなのかが分からなかったけれど、今日ちょっとだけ分かった。
女性同士、自分よりも異性にアピ−ルする人には厳しいのだ。
最近職場でリアルに感じる事。
通りで、その事を彼女に話した時に反応が悪かったはずだ。
名前を変えて、彼女の事を批判してしまったようなものだ。
まあ、いいや。
彼女が友達な事に変わりはない。
それが原因で泣くような事があったら、忠告しよう。
そんな私には気付く事なく、楽しい1日だと嬉しそうな友達。
『かなが時計気にしてるから、帰ろうか?』
いやいや、君の子供のお迎えがあるんじゃないかい?
『あ!こんな時間!おかずだけ買いに行っていい?』
ほら。。。
こんな具合だから、ずっと友達を続けて来れたんだなぁ。
2人とも私みたいだったり、2人とも彼女みたいだったらどこかで離れていただろう。
そんなことを改めて実感した1日だった。


 むかし  もくじ  みらい


かなこ [MAIL] [HOMEPAGE]