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■ 無駄に力作
つーわけで、なんと3回も書き直しを余儀なくされた、力作が今ココに!
・・・こんな戯言に2時間以上かけてるおぎそんはものすごく暇人っぽい。
今月のmusicスタート。
ケツメイシ「闘え!サラリーマン」 忘年会の需要を見込んで、お祭りソングをリリース。しかしながら、久しぶりにトップ10落ちという厳しい結果に。まぁ同日リリースの小田和正「グッバイ」(某ドラマ主題歌)もトップ10落ちだったので(つか、3連続1曲入り500円シングルという状況も、ファンとしては創作意欲に心配)ちと、運が悪かったというのもありますが。 しかし、「さくら」からのファンにも配慮して「夜空ノシタ」をカップリングに収録したものの、どうも誰も表題曲にこのノリを期待してないような結果。うーむ、なかなか興味深い結果ではありますな。 いや、おぎそんってケツメイシでちゃんと聞き込んだのって「こっちおいで」(Toyota Gazoo.com タイアップ曲)と「涙」「トレイン」「出会いのかけら」(映画「陰日向に咲く」主題歌)ぐらいなもので、あんまり偉そうなことは言えないのですけど、どうも路線に迷いが生じているように思うわけですよ。良くも悪くも、いい曲(それは、売れることを考えると”せつない”というニュアンスを含む)をさらっと造ってリリースを続けているので”あたりまえ”になっちゃうのでしょう。だから、その期待を裏切った今回のシングルは敬遠されちゃった、と。
まぁ、表題曲はどう考えても長いっすよ。6分近い尺じゃカラオケには向かないっす。 たとえば、宴会ソングとしてとんでもなくヒットしたモーニング娘。「LOVEマシーン」(もう10年以上前とか嫌がらせとしか思えない)だと、サビ以外はテンションとしてそう高くはないものの、5分ほど。このくらいが限度だと思うのですよね。 やっぱり、繰り返し歌われるためには、物足りなさというのが必要だと思う。
で、当時のメンバーの現状を鑑みると。市井沙耶香はあんなことがありつつも、どういう力がはたらいのかよくわかりませんけど、某スポーツブランドの広告キャラクターに。 矢口真里は小栗旬との件もありつつも、女品川ヒロシとしての地位を確立しつつあります。その路線でよかったのかは疑問だけど。 安倍なつみは、ぬっちと揶揄されながらも岡村孝子に提供された「雨上がりの虹のように」を7月にリリース。この提供には、個人的に膝をうった、とても合ってる路線だと思う。松浦亜弥が谷村有美に提供されるより合ってる。つか、松浦は歌唱力がありすぎるので、そこが難点。なっちは、こういう90年代のガールポップを作った人たちと組んだアルバムを作るといいと思う。 石黒綾は真矢(LUNA SEAドラム担当)と子を生し、エッセイを中心として活動(ファッションデザイナーはどこへ?)。 圭ちゃん(保田圭)、中澤姐さん(中澤裕子)、かおりん(ジョンソン/飯田香織)はまぁ苦しい感じで・・・。つか、今のジョージアのアフタヌーン娘。で出てるのかしら?
個人的には歌が上手な石黒綾&圭ちゃん&やきぎんなん(福田明日香)あたりにユニットを組んでもらって歌だけで活動して欲しいです。
ああ、話がずれた。 あと、微妙に多分、リアリティがないと思うのですよ。こういうと悪いんだけど。 しかも、ライブに行く層がこの表題曲路線をA面として望んでないのだと思う。ライブってホントにおもったより層が広いんですよね、ケツメイシって。なんで、ちょっと対象者を絞りすぎた感じ。しかも、想定しているよりもその対象層が薄いという、タイアップとの思惑がずれたという。これから打つ手をどうするのか個人的には楽しみにしたいと思います。 まぁ、難しいところではあるよね。ジレンマつーか。
AKB48「Bigenner」(ダイジェスト)うーん。まぁ、クールでスタイリッシュを目指すのはわかる。アイドルは、同性に好かれるためにこういう路線をとるのも必要。でも、曲としてよく出来ているかというと疑問符というか。なんつーか、このユニットである必然性を感じない曲というか。 「大声ダイヤモンド」(DefStarレコーズ(ソニー系列)と、”あの”悪魔の握手会事件により、決別してキングレコード移籍第一弾シングル)あたりの青春を歌ってくれる貴重な人たちなのに。「Bingo!」とか、アイドルポップスとしてよく出来てるし、おぎそんは評価してるんですけど。もう、こういう路線は、青春を感じさせる”渡り廊下走り隊”に期待するしかないんでしょうかね。「青春のフラッグ」とか(歌は修正してこれ、というのはアレですが)。まぁ、油断すると「アッカンベー橋」なんつーのを出しちゃうのが難点ですが・・・。
奥井亜紀「心のファンファーレ」 なんと、亜紀ちゃんが久しぶりのシングルをワンショット(多分)ながら、スプリットシングルとしてリリース。メジャーでのシングルは菅野よう子と組んで歌唱だけを提供した「月の繭/炎と雨」(「限りなき旅路」がサントラ収録曲)(アニメ ターンAガンダム 主題歌。エンディングはこっちですが、ネタバレありなので、あんまりお勧めはしません)以来だから約10年ぶり(インディーズでは「大樹」をバタフライレーベルから、「うつくしもの」をインフィニットレーベルからリリースしたはず)。これは、大変なことです。もはや事件です。 ぜひとも、お子様がいらっしゃるご家庭はぜひとも購入を。ポケモン ベストウィッシュのEDテーマとして絶賛オンエア中。 魔法騎士レイアースOPだった、田村直美「ゆずれない願い」もそうだけど、多分亜紀ちゃんも子ども向けだから、というみくびりをしないで本気で作ったんだろうなと思う。 そして、彼女がwea(現ワーナー)を離れ、考えてインディーズで続けるうちに得たものがこの曲にかなり投影されているのだろうと思う。 ぜひとも、この曲をきっかけで現在の奥井亜紀を聞く人が増えればいいなぁ。
ふくろうず「ごめんね」 これはタワレコ新宿がチャットモンチーの欄に並べてました。 今のこのご時世に、あえてこの音を持ってくるなんて恐れ入ります。でも、だからこそ本物しか残れない。そういった意味で、これからどういう形で進化していくのかとても興味があります。 フォーライフやコロンビアあたりが拾うと全く面白みがないので、ここはエイベックスあたりが職種を伸ばして、とんでもない進化を期待。頼むからワーナーは手を出すな。 トイズファクトリーや徳間あたりは傍観してそう。つか、徳間はPerfume基金を浪費するなよ。誰をプッシュしたいのかよくわかんないけど。まぁ、徳間が失敗してもきっと「徳間だから」で済まされてしまう現状。リンドバーグくらいの春は謳歌しなくても、トンガリキッズあたりが出せちゃうのも、面影ラッキーホールのメジャーアルバムが2枚も出せちゃうのも徳間のおかげなんだけど、なぜかないがしろにされちゃう徳間。頑張れ徳間。
植村花菜「トイレの神様」 とってもアグリカルチャな名前ですな。 個人的には、「ミルクティ」の軽快な路線が好きなのに(昔の日記に多分、記載があると思う)、なぜかこういうパーソナルな歌でプッシュをするんだろうか、キングレコード。 まぁ、実力者なのでこれだけじゃない曲を聴いて欲しいんだけど無理なんだろうなー。
しかし、AKB48やももいろクローバーをキングに終結させてどうするんだろう。いや、アニメ部門(スターチャイルド)で培った、狭く深く搾取するというノウハウが生かされているのは確実なんですが。 まっ、エイベックスがあゆなんかの売り上げで口ロロ(クチロロって読むんですよ)とかSoffeあたりを養っているのを考えれば、その利益が若手ミュージシャンなどに循環するのは確かなんで、あんまりキングやエイベックスのやり方を批判できないおぎそんです。
Going Under Ground「Long way to go」 えっとー、新譜なんですが、デイリーチャートで50位に入ってきません。 あー、もはやどうしたら。 結局、初動としては初登場95位1200枚というなんつーか、バンドとしては大惨敗。3月に出た、ソロ2作目のアルバムくらいの売り上げじゃないんだろうか・・・。 カップリングにヒットシングルのライブ音源を入れようも新規ファンも既存ファンも動いてません。ポニーキャニオン、どうにか頼むから売ってくれよ。バンドを売るのが苦手って知ってるけど、これはあんまりだ(泣)。
奥華子「うたかた」 そーいえば、ポニーキャニオン得意路線の女性シンガーソングライター。8月に出たアルバムをいまさら。 近藤夏子(「リハーサル」はまごうことなき、いい曲です)も拾うかと思ってたんですけど、これはワーナー。しかし、近藤夏子は 頼むから、歌詞をもう少し落ち着いた方向にすべきですね。会話形式がリアルさを出すよりもうざったさに関与してる。プロデューサーさん、歌詞は他者に書かせたほうがいいっすよ。
で、奥華子ですよ。 この人も「ガーネット」(長編アニメ映画「時をかける少女」EDテーマ)という名曲を持ちながらも、くすぶり系だと思っていたのですけど、ポニーキャニオンがやっと何とかしようと腰を上げて、ここまでこぎつけました。よかったよかった。 しかし、なんというか、なんでこんなにくすぶりが長かったかというと、個人的な見解としては「ピアノ弾き語りにこだわりすぎ」ってのが原因。 同じ路線で熊木杏里がいるんですけど(こちらは、キングとの契約を更新しなかったことを7月にファンに報告)。 セカンドアルバム(「ガーネット」収録)を聞けばわかるのですけど、かなり退屈です。つか、同じ感じ(テンポ)の曲が続いている。バンドとの試行錯誤も思ったよりなく、バランスが悪い。もっと言えば、弾き語り絶対。 なんで、1stに収録された「魔法の人」あたりのバランスがいいと思うのですけど(もちろん、エキナカのCMソングだった「帰っておいで」も好きですけど)、どうもそれが続かず。いや、未練タラタラソング「あなたに好きと言われたい」も好きですけど。 で、今年の1月にトップ10ヒットとなった「初恋」でやっとなんとか形になってきました。このバランスなんだってば。もしかしたら、製作スタッフ(もっと言えばアレンジャー)に変化があったのかも。
まぁ、かなり「初恋」のときは力をいれてキャンペーンをしていたので、多分やばい状況だったんでしょう。起死回生の一曲になりました。 こんだけ、別冊マーガレット的な世界観は、川村結花「恋はちから」に匹敵します。 完璧。
とはいえ、先ほどあげた、植村花菜もゲームタイアップ(テイルズシリーズ)をゲットしたものの不発に終わりましたが(テイルズ オブ ザ ワールドに「光と影」)、奥華子はなんとかトップ20にこぎつけました(テイルズオブファンタジスタ・なりきりダンジョンX に「ガラスの花」)。次のシングルがこの辺りにとどまる程度の売り上げならば継続した活動が出来る可能性があります。 ガストのCMやMASTのCMでお金を稼がなくていいように、応援している方は買ってあげてください。
大黒摩季「Anythig Goes!」 最近は平成仮面ライダーシリーズも好調のようで。 とはいえ、全然見てないのでなにが好評なのかびた一文知りませんけど。 で、今回は90年代半ばに一世を風靡したグロマキの登場。えー、トップ10ヒットが11年ぶりってのもある意味すごいが、この曲ってそんなにいい曲・・・? まぁグロマキの声の変わりようにもびっくりなんですが。ビーイングを脱出して東芝EMI移籍第一弾シングル「虹ヲコエテ」あたりはまだよかったような・・・。気のせいか。 なんかラップもどきというか掛け合いが入っているわけですが、この意味がわかりません。 なんか、HIGH and MIGHTY COLORを思い出すような、だみ声。 あら、じゃあグロマキはマーキーなのか?その割りに、ものすごい声が太いんですけど。
西野カナ「君って」 会いたくて震える歌姫、光臨。 なんで、流行語対象候補に「会いたくて震える」がないのかしら。不思議だわ。 以上。
紅白は美川憲一のさそり座の女も見れなくなるとのことなので、今年は見ない可能盛大。 つーか、でんきち三鷹本店はそろそろアタシのTVを返して欲しい。 3ヶ月近く修理に出てるんですけど。修理預り証もよこさないんですけど。連絡しても返信がないんですけど。 やはり本社に電話突撃かしらねぇ。
2010年11月28日(日)
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