徒然駄文
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ツタヤで半額クーポンキャンペーンやってたので 久々にCDやらDVDやら借りてきた(^^)
先日見かけて気になっていた、パスカル・ロジェのサティpiano作品集。 収録曲は「ジムノペディ」と「グノシエンヌ」、「4つのしまりのない前奏曲」、「古い金貨と古い鎧」、「ひからびた胎児」、「官僚的なソナチネ」、などなどに、人気(?)の「お前が欲しい」、と「ピカデリー」
サティの実演は多分初めて聴きます。ロジェの演奏なので、そうめちゃくちゃな演奏でもない、と信じます(ロジェ自体はあまり好きでないのだけどね)。で、感想。ふざけた音楽だなあ…(^^;)。いや、バカにしてるとか、そう言うのじゃなくて、ともかく『ふざけた音楽だなあ』というのが第一印象でした。ジムノペディとグノシエンヌを私は打ち込んでいるわけですが、印象が変わってきてしまいました。今打ち込んだらきっと全く別物の音楽になるに違いない(でも、現在打ち込んでいる曲の方がウケは良いに違いない。癒し系音楽として(笑)) ちょっと面白かったので、他のも借りてこようかな(でも他のってあったかな(^^;))
AI。話題作でしたよねー。あのシックスセンスのすっごい演技派坊や(名前が出てこない(^^;)なんとかフォワード?)の主演だし。と言うことで少し気になっていたのでした。シックスセンスはとても面白かったし。 感想。う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん…… 何が言いたい映画なのかよく分からない、と言うのが感想でした。でも、最近涙腺の緩い私は、ラストの方ちょっとじわんと来てましたけど(笑)。じわんときながら文句を言っている私(^^;)。が、あのラストならもっと泣けても良いはずだとは思うな。もっと切々たるものがあっても良いだろう、と思うんだけど、そこまで入り込めない。 たぶん、テーマをどういった方向性で表現していくか、と言うのが曖昧なのと、内容的にもどうにも納得できない部分が多いために、映画世界の中に入り込めず文句がたくさん出てきたのではないか、と思います。例えば、母親に無限の愛を捧げる子供。いらん!そんなのいらん! 子供は成長するから良いんです。成長せずにひたすら母親を愛してくれる子供なんて、絶対鬱陶しくなるぞ。重荷になるぞ。がんじがらめの愛。ああ、考えただけでゾッとする(いや、否定しているのではなく、愛とは変容して行くものだ、と思うわけです)
「愛」というのはとても難しいものだと思うんだけどな。母親と幼い子供の間の無償の愛、というのは確かに美しいものかもしれないけど、それは「永遠」のものではないと思うのだけどな。母親に依存しなければ生きていけない幼い子供が母親に捧げる「愛」、そして母親がその幼い子供に感じる「愛」は、人類が追い求める「愛」ではないと思うんだけどな(^^;)。
「テーマ」としては「いかに生きるか/生きるとは何か」「愛とは何か」「ユニークとは何か」どれが一番の狙った本筋だったのだろう。よく分からない。
と言うことで、私的にはAIは非常にイマイチでした。(でもじわんと来たけど(笑))…スピルバーグがそんなに好きじゃないってのもあるのかもね。あの映画の見方を私は間違っているのかもしれない。
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