オトナの恋愛考
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七夕の夜、不思議な夢をみた。
オフィスのような部屋から廊下に出ると 背の高い男性が可愛い赤ちゃんを抱いて立っていた。
私は嬉しくなってその男性に駆け寄り その可愛い赤ちゃんを抱かせてもらった。 その子はフンワリと柔らかくて温かくて良い匂いがした。
生後1年にも満たない男の子(なぜかそう思った)は ジッと私の顔をみつめ はっきりした口調で「うさぎちゃん」と呼んだ。
私はもっと嬉しくなって オフィスへその子を抱いたまま入り そこにいた全員に見せて歩いた。
オフィスの奥の来客用のソファに いつの間にかその背の高い男性(その子のパパであろう)が 座ってニコニコしていた。
その子をパパに返しに行かなくちゃ・・・ とそう思ったところで目が覚めた。
覚醒した後もなんだか幸せな優しい気分で 夢だったのに、赤ちゃんの柔らかさと温かさは リアルに手の感触に残り不思議な気分だった。
あの親子が誰だったのか私は知っている。
七夕の神様がもう一生会う事もないであろう 大切な存在を私に会わせてくれたんだとそう思った。
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