オトナの恋愛考
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2010年06月06日(日) ホテル・パシフィック






夜も朝になってもメールの着信がなく
まあ週末だから仕方がないと、帰省中の娘と出かけた。

午後1時になって、やっとひろからメールが届いた。
やっぱり思っていた通りだったけど気にしてちゃんとメールをくれた。

「昨夜はごめんね。今日は何してるのかな?」

今日は彼も娘さんの運動会の後、コストコで買い物中だと知ったので
「たまにはお互いに父と母の顔しなくちゃね。
 こんなメールお互いに娘には見せられないね。」
とちょっとクールダウンしていた私。

自分達の最近の深夜の会話はちょっとオーバーヒート気味だったから。

彼からの返信は・・・

「そうだね。でも父と母の顔だけじゃ歳をとってしまうよ。
 男と女としての顔も大事だよ。
 
 じゃこんなメールなんてどう?(笑)

 『うさちゃん、愛してるよ(はぁと)チュ』 」

思わずニヤニヤしてしまう自分が可笑しかった。
エロチックじゃないけどこんなの更に見せられるわけがない。


真夜中、何度かメールでおしゃべりをした後、

「そうそう、今度の金曜の夜は品川でホテルを予約したからね。」
と突然言われた。

来週末の土曜日は仕事で東京へ行く予定だったので
関西出張から帰ってくるひろと
私の住む町の新幹線の駅で合流して
それから東京で前日からお泊りできるように調整中だった。

忙しいひろのスケジュールを思って、
実現できたらいいのになあ、ぐらいにしか考えていなかったので
既にホテルまで予約してくれていた事がすごく嬉しい。

予定はあくまでも未定だったので
いつでも泊まれるラブホテルで良いと思っていたけれど
彼は今年の秋閉館になる老舗のシティホテルの名を告げた。

もちろんラブホ1泊分よりはるかに高い部屋で
都会の夜景を見渡せるダブルルームの高層階だった。

いつか彼がブログに書いていた
「宝石を散りばめたような美しい夜景」が見える部屋。

待ち遠しい。あと1週間でまたひろに逢える。





夢うさぎ |MAIL

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