A Thousand Blessings
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2004年06月23日(水) 「無人島へ持っていく一枚」。。。「ミュージック・マガジンCDレビュー」より。

評論家の能地祐子(評論家・萩原健太の奥さん)とイラストレイターの
本 秀康が編集した『無人島レコード』(レコードコレクターズ増刊)より
興味深いものを10点ほど。なお、この企画には97人の著名人が
参加している。
「無人島レコード」とは、「無人島に1枚だけレコードを持って
いくとしたら?」という意味。解説することもないかぁ。


あがた森魚 「ブライアン・イーノ/ヒア・カムズ・ザ・ウォーム・ジェッツ」
小西康陽 「マイルス・ディビス/マイルス・アヘッド」
筒美京平 「ナット・キング・コール/アフター・ミッドナイト」
直枝政広 「ニール・ヤング/渚にて」
萩原健太 「ビーチボーイズ/トゥデイ」
山本精一 「ビーチボーイズ/ペットサウンズ」
ジム・オルーク 「ヴァン・ダイク・パークス/ソング・サイクル」
鈴木祥子 「ジョン・レノン/ジョンの魂」
能地祐子 「はっぴいえんど/風街ろまん」
アート・リンゼイ 「ジョアン・ジルベルト/ジョアン 声とギター」

以上が僕も激しく同意した10枚。
特に大好きなジム・オルークと直枝政広(カーネーション)が選んだ
1枚には、思わず「そうそう!」と頷く。

さて、僕、墨田妖児が無人島に持っていく1枚は、、、、
やっぱ3枚にしていい??
あまりにも好きすぎてコメントするのももったいなやー。

【ビーチボーイズ/ペットサウンズ】
【マイルス・ディビス/オン・ザ・コーナー】
【シベリウス交響曲全集/ベルグルンド指揮ヘルシンキ・フィル他】
※これは違反でしょ?(笑)5枚組だもん。

J−POPから1枚選びたかったが、難しかった。
30枚なら選べるが。


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『MUSIC MAGAZINE 2004年7月号』より


「良いか悪いかという以前に、好きか嫌いかで語られてしまう男。
 (中略)やはり強烈な個性のアーチストだった。(中略)
 ファルセットや鼻にかかった歌い方を多用する唱法は
 本作でも駆使されている。この辺が好き嫌いの分かれる
 最大のポイントだろう。(中略)歌詞はスケールが大きく、
 時に地球規模の視点になり、時に時代をも超越する。
 (中略)ぜひ有無を言わせぬ孤高の存在へと
 登りつめて欲しい。本気です。」    宗像明将


「NHKKK的な優等生歌手の新作。
 (中略)妙に熱くて、妙に難しい単語を使ったり、
 妙に文学臭い。スカっとしねぇなぁ。
 歌唱もカーティス・メイフィールドが激怒しそうな
 �Г離�モイ(死語)ファルセットしかり。
 作為的すぎかもよ。」    保母大三郎


共に森山直太朗の初アルバム「新たなる香辛料を求めて」の評。

宗像氏の勘違いは甚だしく、こういう人が持ち上げるから
アーチストはその気になっちゃうんだよなぁ、と思った。
僕は、ニセモノか本物か、で語る。
でもって、直太朗はオレオレ詐欺並みにニセモノのインチキと
いう判断を下した訳だ。
僕は1月3日の日記で直太朗の「やり方」について書いている。
お暇なら読んでね♪
しかし直太朗の歌詞を、宗像氏がここまで評価してしまうのは何故か?
誰かがずっと以前にこんなことを言っていた。
「さだまさしごときを天才だと思い込んでしまうくらい
さだのファンは音楽的民度が低いのね。」

一方、保母氏はもっと突っ込んで書かなくては。何を遠慮してるの?
で、こう書き換えさせてもらった。

「宗教団体的なインチキ・カリスマ歌手の新作。
(中略)妙にこけおどしで、妙に手垢のついた単語を使ったり、
妙に一見文学的。頭、悪そうだなぁ。
歌唱もカーティス・メイフィールドの名前を持ち出すのも
おこがましいほどキモい粘着裏声しかり、
作為が見え見え。」

アルバムタイトルの「新たなる香辛料を求めて」で、
直太朗の作為を見破らねばいけない。
たとえこのタイトルが直太朗のものと知らなくても
僕はけなす。
「新たなる」と「香辛料」の言葉の重みの落差。
それこそが直太朗の得意技なのだが、ヘドが出るほど気持ちが悪い。
彼はそのことを分かっていてやっている。(でなきゃ、馬鹿だ)
誰よりも言葉を粗雑に扱っている直太朗が文学的と
評されるほど、この国の若者は本を読まないのか?
本は読んでおいたほうがいいぞー。
老眼になると億劫(死語)になるぞー。

今日は直太朗で通したが、やはり字面からいって
ナオタロが相応しいだろう。




今夜はロバート・ワイアットの「ロック・ボトム」が静かに
流れている。
ジャズ・ピアニストには絶対に弾けないフレーズ、
そしてリズム感覚。
ドラマーとしての語法がそのままピアノに置き換えられたように
思える。このアルバムを体験するもしないも自由だが、
僕にとっては耳のぶつかり稽古になった。
そして、自分のものとした。


響 一朗

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