◇日記◇
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ようやく日常が戻ってきて、ほっとしている。
辛かったことを、忘れるために、ここに記しておく。
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30日、混雑するスーパーで、久々に過呼吸に陥った。
なんとか耐える。
音と光がその強度を増し、あらゆる視覚刺激が一気に脳になだれ込んでくる、あの
おなじみの感覚を味わい、強烈な不安、というよりもほとんど恐怖に近い感情と、
このままでは死んでしまうのではないかという身体の諸症状を知覚。
疲れ果てて帰宅し、ねこぞーに昼ご飯を食べさせ、夕方まで昏々と眠る。
パニックは、体の非常事態宣言なので、エネルギーを使う。実に疲れるのだ。
そっとしておいてくれるねこぞーに感謝。感謝。感謝。
夜になって、回復。おせちを作り始める。
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1日。大津波の災害に対し、
普段は(国際社会に)何も貢献しないくせに、こういうときだけ助けてくれといっても
虫がよすぎる、助ける必要なぞない、と言い放つ人に対し、
やりきれなさと、深い悲しみを感じる。
現地は、地獄の様相を呈しているのではないか。
人が人を、本当の意味で助けるということは難しいけれども、
でもそれをするのが人間ではないのか、と思ったりする。
助ける必要なぞない、という発言に対し、それは違う、と言えない自分もあわれ。
というか、私は諦めているのだ、どうせ他人の考えは変えられない、と。
………本当だろうか。
イラクでも、毎日たくさんの人が死ぬ。
イスラム教のことはよくわからないけれども、人を殺害することを善しとする宗教
なぞありえないだろう、と稚拙な頭で考え、手許にあった聖書をひもとく。
まだ私が十代の頃に、誰かからもらった聖書で、ほとんど開いてみたこともないので
新品同様である。
気分が沈んで仕方ない。
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2日。
「元気を出して、明るく前向きにがんばりましょう」
と書かれた年賀状を見たとたん、脱力。
午後じゅう、眠る(笑)
だーかーらー、励ますなと言ってるだろーが(笑)
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3日。
たましいというものがあるのだろうか、と哲学する(笑)
あるのなら、どこからきたのだろうか。
突然、宇宙にひとりで漂うたましい、ということに思いが至り、心細さを感じる。
めえめえ泣きたい気持ちをそっと抱え、朝まで爆睡する(笑)
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