◇日記◇
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2005年01月13日(木) 難しかった



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昨日、AIをはじめてテレビで観た。

私には、ものすごく難しかった。


◇◆

考えついたこと。



・愛情を求めるだけではなく、愛情の終わり(映画では母の死)を

受け入れることにより「人間」になる。



・単に与えられた知識に基づいて行動するのみではなく、その知識をメタ化することが

「人間」であること。




・映画の終わり部分でリアルとバーチャルが逆転していた。

つまり、つきつめれば、リアルもバーチャルも一緒なのかも。情報の搭載のされ方が

違うだけかも。



・人間の個に刻まれた記憶という情報の有限性、不可逆性と

人工知能の情報の保持の無限性ということ。



・ラストで「夢の生まれる場所」に辿り着いたときにはほっとした。



・ともかく、激しく難しいファンタジーであった。わからないこと、山積み。



◇◆


そして、その昨日、ほんだのナントカという二足歩行ロボットが、

ナントカ音頭を人間と一緒に踊っているニュースを観た。

踊り手のおばさんがインタビューに答えていた。



「ロボットさんは、私と全く同じ動きをしますけど、しな、ができません」



なるほど。ここでも、メタができないのだ。

インプリンティングされたことを正確に繰り返すことはできても、メタができないのだ。

なるほど。


sai |MAILBBSDiaryINDEXpastwill

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