インコの巣の観察日記
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2006年03月03日(金) |
親善試合 クロアチア - アルゼンチン レビュー |
01 Marzo 2006 Basilea/Suiza Amistoso
Croacia 3 - 2 Argentina Goles: PT 2m Klasnic (C), 3m Tevez (A) y 6m Messi (A). ST 6m Srna (C) y 45m. Simic (A).
Croacia: Pletikosa; Darío Simic, Luka Modric, Igor Tudor; Stejan Tomas,
Darijo Srna, Nico Kovac, Marco Babic; Niko Kranjcar; Dado Prso e Ivan Klasnic.
Cambios: Ivica Olic por Klasnic (C), 37m Ivan Leko por Madric (C) y 44m Mladen Petric por Prso (C).
Director técnico: Zlatko Kranjcar.
Argentina: Roberto Abbondanzieri; Fabricio Coloccini, Nicolás Burdisso, Walter Samuel; Leonardo Ponzio,
Martín Demichelis, Esteban Cambiasso; Juan Román Riquelme, Lionel Messi; Carlos Tevez y Hernán Crespo.
Cambios: ST 14m Luis González por Coloccini (A), 22m Pablo Aimar por Tevez (A), 30m Diego Milito por Crespo (A)
Director técnico: José Pekerman.
Arbitro : Markus Nobs (Suiza).
Amonestados: Burdisso (A), Srna, Srna (C).
Cancha: Estadio St. Jakob Park
Espectadores: 13,138

Clarinによる評価は以下の通りです。
Abbondanzieri 4
Coloccini 4
Burdisso 6
Samuel 5
Ponzio 6
Demichelis 5
Cambiasso 4
Riquelme 5
Messi 8
Crespo 4
Tevez 6
試合はまだ1回しか見てないので、私のファーストインプレッションでしかお話出来ないのですが...
ある程度の予想はしていたのですが、その予想以上に日本国内が「クロアチアが強くて驚いた」
と驚愕していることに、私自身がビックリでした(笑) だって...以前からフツーにクロアチアって強いですよね??
だから今更何を??って感じなんですよ。アルゼンチンが簡単に勝てる相手とは思ってなかったもん。
まぁ、負けたことはちょっとだけ想定の範囲外だったんだけれど...あのメンツじゃ仕方ないか、とも思います。
コートジボアール戦のピッチに立ってるDFライン、この日の3人はいないかもしれない。
ケガからの復帰と言う前提はあるのですが、Pekermanのチョイスは絶対にColoccini、Burdisso、Samuelじゃないだろうから。
私の場合も、ベストだと考える3バックは、右からGaby Milito、Ayala、そしてGabi Heinze。
4バックだと、Zanettiを右SBに置いて、以降順番に1個ずつポジションをずらしていったもの。

Croacia戦の3人、この組み合わせは多分、初めてじゃないでしょうか??
GK含めて、コレで連携取れる方がおかしいといえばおかしいですよね。
最初の失点は、私の目から見ても、アレはPatoのミスだった。一瞬、迷ったでしょ??
その後のフォローもBurdissoが思いっきり迷ってるのが伝わってきたし...「あぁあぁ...」
TV見ながら溜息吐くしかなかったです(苦笑)
しかし...この試合、この時期の試合であのメンバーで闘う意味ってどこにあるんだろう??
そう思った私はやっぱり考えが足りないのでしょうか??
Pekermanのチーム作りを叩いてる日本のファンは多い。私はそれに賛同するワケじゃないけれど、
それでも少しだけ不安に思うのも事実。Bielsaが『信念の人』だったから、それと比べてしまう。
Bielsaはどんなに叩かれても、絶対に自分のやり方を曲げなかったし、そしてそれが、
私の目から見ても、ハッキリと形として見えていたんですよね。選手起用にしても、戦術にしても。
その点Pekermanは、良く言えば柔軟性があって、悪く言うと節操がないのかな...(苦笑)
確かに、出来るだけ多くの手駒を揃えておきたいと言うのは分かるけれど、
じゃぁ、今更中盤をMascheranoとMichoと言う組み合わせで作り直す時間があるのか??と言えば、
それはちょっと心配になってくるし...尤も、Pekerman監督はある程度のメンバーを決めていて、
チーム作りも骨格はちゃんと出来上がってると踏んでるんでしょうけどネ。

この試合、Messiは凄く出来が良かったと思う。彼、今凄くコンディションが良いですよね??
果たして、このまま良い状態で6月を迎えられるかどうか、逆に不安になったりするのですが...(苦笑)
ですが、この試合を見ながらふと思ったことは「果たしてMessiとMaxiとの併用は上手く行くのか??」と。
この試合前の練習にてケガをしたMaxiは残念ながらベンチ入りメンバーからも外れ、
それどころか、Real MadridとのDerbyにも欠場を余儀なくされたのですが、
Maxiを右サイドの攻撃的なMFとして起用した場合、右サイドに張り出してくる気のある
Messiに、彼が使いたいスペースを消されてしまうんじゃないか??って、そう素人の私は心配してしまうんですよ。
右サイド...Zanetti、あるいはPonzioとMaxiとMessiの共存関係、どうなるのかすごく気になる。
あ、そうか。Lucho Gonzalezを中じゃなくて右で使う場合、彼との兼ね合いも問題だなぁ...。
まぁ、こんなことは私が悩む必要はなくって、Pekerman監督がちゃんと解決してくれるんだろうけどネ(笑)

右サイドと言えば、Colocciniどうしちゃった??あんなにアッサリとPrsoに背中向けちゃだめだよ。
軽い守備してしまった時のDavid Garciaを見て脱力するのと同じように、思わず仰け反ってしまった(苦笑)
相変わらず、Samuelは人を使うことが上手くないし...AyalaもGaby Militoもいないと
AlbicelesteのDFラインは苦戦してしまうようで...困ったな。
でも...2002年にAyalaが怪我した時、あの時Argentinaのファンはみんな不安に思ったのかなぁ。
Pochettino、Samuel、Placenteとは、何と脆弱なDFラインだろう??って、そう思ったのかなぁ...。
この3人じゃ、誰が引っ張るんや??ってそう思われても仕方ないんやろうな。
一応、Pochettinoは使われるタイプのDFにもなれるし、使うタイプのDFにもなれるんやけど...
でも、個人的なファンの私以外は不安に感じても仕方なかったやろうな。
だってPSGでプレーしてる彼のプレー、ちゃんと普段から見てる人ってあんまりおらんかったやろうし、
プレーを知らないと凄く不安に感じて当然やろうし、なんでAyalaやNelson Vivasが
おらんのんや??って、そう不満に思ってる人多かったみたいやし...
アルゼンチン代表好きな人の間でもPochettinoは得体の知れへん選手やったもんなぁ...(笑)
私がファンやったから、友達は結構気にしてくれてたんやけど...それでも評価低かったしなぁ(苦笑)
でも決して、Pochettinoは役立たずなDFではないねんけど...それでも、やっぱり
あの日、罵倒されたこと、私は忘れてへん。あの試合の後、ネット上にどんなこと書かれたかも、
未だに忘れてないわけで...私って結構執念深い女やなぁ...と自分でも思います(笑)
っと、思いっきり話が逸れてますが...この試合に出てたメンツは横からの攻撃、
その揺さぶりには結構弱いってこと、判ったから、 その対処法を考えれば良いと...。
中盤も、Michoが舵取りしなきゃいけない試合って今までなかっただろうし、
バランスのとり方がヘタクソだったのは仕方ない。これから解消していけば良い。
何だかんだ言いながらも、実はSorinさんってスペース埋めるの上手かったんやなぁって
彼不在の試合を見て、そう思ったのでした。まぁ、味方のためのスペースも時々消しちゃうけど(爆)
GKは...Patoらしからぬプレー...アレで完全にリズム狂っちゃったよねぇ。
恐らく、コートジボアール戦もAbbondanzieriが守ることになると思いますが、
彼は経験豊富なGkだし、立て直してくると思いますよ。
但し、GKのスランプって他のフィールドプレーヤーよりもずっと深刻なものになりやすいので、
ドツボにはまってしまった場合は少し心配なんですが...Bocaでフツーにプレーしてれば大丈夫でしょう。
いくらファンだとは言え、いきなりLuxにW杯でのAlbicelesteのゴールマウスを託すのは怖いし(笑)
あ、でもRiquelmeと心中するのなら...いっそのことGerman Luxと心中ってのも、
私にはアリかもしれないなぁ...他のファンがLuxと心中は絶対にヤだ!!って許さないだろうけれど(爆)
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