Estrellitaの日記
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2001年11月11日(日) 11月11日午前1時の独り言  11日午後12時からの出来事

 今、直接書き込んでいる。つまり、作った文章ではなくて肉声に近い言葉だ。
ここ2,3日ワードで下書きした文章をコピー、貼り付けしていたので、その間で『推敲』という作業を簡単に行っていた。
 つまり、加工品なのだ。
 これは自然食だ。(あまり変わらないか。)
 
 厳密に言って、昨日、僕は本当に何とかしないければいけないと心から思った。今の僕は失業者なのだ。
 こんなところで文字入力している場合ではない。履歴書の1枚でも書いて面接へ行くなり、郵送するなりしなければならない。
 
 あんなにフルートの上手い千本さんだって接骨の勉強をはじめるのだから、ぼくなどは楽器に封をするぐらいのつもりでいなければならない。
 
 楽器と野垂れ死にするか。


 でも楽器はやめられない。

 弱い私を許してください。

 昨日、自分の演奏が終わった直後、Tさんに話しかけようとしたがなぜかどこかへ消えてしまった!

 何を言おうとしたのか?

 
 昨日、パリ国立高等音楽院教授のクロード・ドゥラングル氏のホームページへ訪問して驚いたよ。卒業資格は1、2、3等賞の3段階だって!!笑ったよ!!僕の時は2等賞までしかなかったんだから。クラスの伴奏者は日本人、入学試験は2月、入学予備試験にソルフェージュあり、入学試験の伴奏合わせは事前に申し出ればOK!。先生が変わるとこうも違うのか!いや学長のせいだろうなぁ!

 こんなことを話したかったのに話せませんでした。
 

 
 Tさん、これを読んでいたら誤解しないでください。

 あなたは演奏家をめざすべきです!

 これはぼくのささやかなる海外情報なのです。


独り言終わり。



 11月11日晴れ
  昨晩、よく夜更かししたため、朝起きるのがつらかった。いや、ただ遅かったのだろう。日曜日だと安心しきっている。今の僕には世間一般の『日曜日』などないのだが。時間にすれば12時を過ぎていた。起きてからすぐに携帯のメールをチェックした。ソプラノの奥寺さんより携帯メールが来ていた。今度のスクールコンサートの励ましのメールだ。(音大時代の経験を読み、僕は自分が「まだ甘い」と改めて感じた。13時過ぎまでPCのメールチェック、ゲーム(ボーリング)をした。13時20分ごろ、母から交通費として1000円をもらい、家を出発。今日は、以前僕が所属していた「墨田区吹奏楽団」の沢渡さん(旧姓 蔵谷)がもう一つ別の「したやウィンドアンサンブル」に入団して初めての演奏会ということで聞きにいこうと思う。(なにやら状況が複雑ですね。)招待状をいただいたのだ。
 青物横丁から京浜急行の電車を使って浅草まで行くのだが、なかなか青横の駅で電車が来なかった。その間缶コーヒーを飲んだ。これまでに浅草までの電車代410円、缶コーヒー120円かかった。車内で奥寺さんに携帯でメールの返事を送った。電波状態が悪く、なかなか送信できなかった。14時をかなり過ぎてから浅草に着く。駅から浅草までかなり迷ってしまった。道の途中、MDで昨日のマックのコンサートの録音を聴く。「なかなかいいじゃない!特に、星に願いを、素晴らしい!伴奏者に感謝!」
 演奏会場の浅草公会堂に着いた時、もうすでにコンサートは始まっていた。2曲目のバッハの「小フーガ」を演奏中であった。この曲終了後、ホールに入った。
 第1部はall BACHのプログラム。演奏は、表現を統制した中での厳格さを感じさせる端正な仕上がりだ。指揮者の真摯さが伝わってくる。唯一、オーボエがビブラートをかけ表現を際立たせていた。指揮者が読響のオーボエ奏者だからか?違和感を感じなかったのは不思議だ。席は一階の右側7列目1番左側に座っていた。
 休憩中、出演者のウォーミングアップで「展覧会の絵」が聞こえてきたのは笑えた。
 第2部1曲目「新祝典行進曲」は、私自身、好きな曲の一つなのであえて辛いことを書かせてもらう。 はっきり言って「元気すぎる」。中間部のトリオを「もっと歌って」(ためて!)全体の中でその部分を印象的にすると、なお一層曲の魅力をひき出せる、と思う。正直言ってつまらない。 2曲目はとても楽しい「魅力的な」仕上がりになっていた。本当に音の動きが生き生きしていて楽しそう!3曲目、「ホワイト・ドラゴン」はテクニック、リズムなど難しいのによくこなしていた。私個人の感想をいいます。「打楽器がうるさいので聞けない!」
 そのためかどうか知らないが、私個人、あまりアンコールを聞きたいと思わなかった。決して演奏が悪かったのではない。「したや」の演奏会に来ていつも思うのだが他の演奏会と比べて「何か」が足りないと思った。音楽はあるが「うるさい」。
 1度ホールを出た。ロビーで「やはりもう1度聞こうと」思い、入りなおした。
 バッハの「目覚めよと呼ぶ声あり」、「祝典行進曲」の2曲。1曲目は厳かだが今ひとつつまらない。2曲目、場所を変えて聴く。こちらはかなり勇ましい感じが印象的に聴こえた。
 全体としてアンサンブルの基礎はクリアした「大変上手なバンド」というイメージはぬぐいきれない。何か「冷たい」表情がさびしい。こんなに上手なら音楽的にもさらに掘り下げが必要なのではないか。選曲上にも一考の余地があるのでは?プログラムの全体のバランスを考えて欲しい。  とは私の意見に過ぎないが。
 細かいことだがもう少し。各セクションのバランスが悪い。打楽器が時々うるさい。打楽器のコンチェルトではないと思う。金管の高音セクション、p、ppでも音の輝きを大事にして!

帰りは受付に沢渡さんへの手紙を渡し、すぐ会場を去った。
 帰りは浅草駅まで分からなくなり、人に道を訊いて帰った。
 ここでもう少し。
 チラシに地図をつけると初めての人にも親切ではないか。
 アンケートもつけて聴衆の意見も取り入れたらいいと思う。
曲目解説がない(休憩時間の楽しみがない)。
 区の文化事業でいろいろ制約があるのかもしれないが、そういうところが「不親切」だと思った。本当に冷たい。プロの演奏会の方がもっと「暖かい」。こんなに突き放されると怖い。
  
 と好き勝手に書いて申し訳ないと思っている。
 実は、以前の墨田の演奏会がとてもよかったので無意識に比較してしまった。

ごめんなさい。

 浅草から銀座線に乗り新橋まで、それからJRで大井町までの道順をとった。
帰宅してすぐ、母から1000円もらい、AM.PMへ夕食の買い物に出かけた。
トマトカレー、パン、桃ジュースを買う。
食事を済ませ、6時ごろよりずっとパソコンにかかりきりだ。今もうすぐ9時になる。
 今日はぜんぜん練習ができなかった。これから少ししなければ!

 結局、練習はできなかった。フランスの検索エンジンで音楽学校、サクソフォン関連の項目を調べた。まず、インフォシークを見たが、1ページ目で内容がわからず挫折した。国別でフランスに飛べないのだ。次にアルヴィアスタ。これは分かり易い。一目で国別が分かる。早速、音楽学校を調べてみた。"Conservatoire Supérieur de Musique(高等音楽院)が見つかった。あ!これは!なんと!僕の通っていた音楽院ではないか!14 Rue de Madridだ!住所が変わっていない!確か移転したはずなのに! 僕はしばらく考え込んでしまった。パリ国立高等音楽院は移転したのだ。なのに旧住所に音楽院は残っている。少し違う名前で。サクソフォンの先生はクロード・ドゥラングルではない、私の全く知らない先生が載っていた。
 次にライコスを使ったが、これにはめぼしい物は見つからなかった。
 最後に、フランスのエンジン、「ノマード」を使った。サクソフォンで10件見つかった。一つずつ調べたが、結局今の時点ではあまり必要がないので次回日を改めてじっくり研究しようと思う。
 もう一つ、今日からデザインを変えてみた。
息抜きにゲーム(ボーリング)をやったら、はまってしまった。
 夜はすぐに眠れず2時過ぎまで起きていた。携帯電話を使ってこの日記を書き込んだが送れなかった。











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