書くだけよ
相模麻琴



 ボクのカミサマヘ



不幸からも幸福からも逃れている人は居ないと
ある詩人の言葉
ボクは脳の奥のほうでそれを理解した気がした

根元の黒くなった髪
時間が経ったのだと其れをみると実感する
もっと伸びたら違う色を入れようとしていたボク

『ここで』

許されない事だろうか


カミサマオネガイ

まだボクは自分を見つけていないのだ…
もう少し時間を与えてクダサイ

ボクの不幸も

ボクの幸福も

後から後から
追ってくる

でも逃れることが出来ないと
それを
悟ったならば

時がすぎるのも
怖くはないのかもしれない…

カミサマ
ジカンガホシイノデス

まだまだボクには理解できていないから…


2002年09月13日(金)
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