書くだけよ
相模麻琴



 〜かもしれない

ずっとそれは思っていた事なのだけれど
口にするのも頭の中で想像すらするのも
すべてを否定したくて
それでも言えなかったこと?

俺は狂っているのかもしれない

口にして言ったなら
それが本当の事のように
認めたかのように
そう思わずには居られない

何かの本に書いてあったように
宇宙からの交信なんて感じるわけでもないし
脳みそが溶けて骨までとけて
頭が半分になってるとも思わないのだけれど

人間の営みとは
消費と生産
俺は消費はすれども何かを生み出してなんかいないじゃないか。
ズレている

妊婦を見ると吐き気がする…殺したくなったり…する…。
幸せそうな「家族」という塊を嫌悪し
刺し殺したくなったりもするんだ

やはり俺は
狂っているとしか思えない
壊れたココロで今も俺はココで生きている

俺の生きてる意味は 何


サガミマコト

2004年01月26日(月)
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