ひとりごと。
kakone



 魚のさばき方講習会

知り合いに「見てるだけでいい」って頼まれて参加した。いわゆる人数合わせ。そう信じて会場に行ったら、皆さんエプロンとマイ包丁持参だったよ(゚0゚;ノ)ノ ヒョエッ!!。

かこね40歳専業主婦、生まれて一度も魚をおろした事はありません←自慢するな。

親と住んでたときは台所に立つこともせず、一人暮らしの時は魚1匹は食べ切れないと避け、共働きの時は仕事から帰ってからの食事の支度は大変だからと逃げ、専業主婦になってからは子育てで手いっぱいと言い訳してた。手が汚れるのが嫌いな私が魚なんて触れるはずがない。(食べるのは何の問題もない、つか大好物じゃ。)
いい年した女が魚の1匹もさばけないのは、やっぱ情けないですか・・・?(-_-;)

課題はサバの3枚おろし。講師が見事な手つきでお手本を見せてくれた後、「さて皆さんもやって見ましょう」ってアナタ。

拙い包丁捌きを人に見られるのは恥ずかしいし、サバと目は合うしでやりたくないって気持ちと、やってないのが私だけってのも情けないし、自分がおろした魚はお持ち帰り出来るからやっぱやるかっていう気持ちで揺れ動いてると、あれよあれよと言う間にエプロンを装着され包丁を持たされまな板の上のサバと対峙することになっちゃったよ。

ここまできて「やっぱりできなぁ〜い」なんてかわい子ぶるには年齢的にも無理があるわ。なので見よう見真似でやってみる。
さすが40歳、やったことはなくても知識はある程度あるわけだし、手先の器用さにはちょっとだけ自信がある。一番の難関は内臓を取り出すところだけど、泣きながらも何とかクリアし、なかなかキレイにおろすことが出来たよ。

こう言っちゃ何だけど、人によって「出来る」のレベルって違うのね。出来るって言ってた人のより出来ないと言ってた私の方がキレイにおろせてるじゃない。←ちょっと褒められたので調子に乗って言いたい放題。
私でもやればできるってことが証明されたわ。
だからもう2度としない。←やれよ。

その後、秋刀魚とアジのさばき方の講習があり、シメサバの作り方や包丁のとぎ方まで教えてもらってるうちにいい香りがしてきた。電気炊飯器から湯気が出はじめ、係りの人がしょうゆダレにつけてたサバをフライパンでジュージュー焼きはじめたのだ。うわーい(*^。^*)♪
一通り講習が終わったら目の前にご飯とお吸い物、サバの焼き物と秋刀魚、アジのお刺身が運ばれてきた!託児に預けてたShakiも呼び寄せて豪華なお昼ご飯にありつけちゃった。頑張って魚を触った甲斐があったわ。
秋刀魚のお刺身は油がのってとろけて美味しいっ。博多の美味しいお刺身に慣れた私はこっちのお刺身はなかなか満足できなかったけど、やっぱ新鮮素材のお刺身は美味しいわね。
秋刀魚もアジもお刺身は1匹分は食べたわ。Shakiはサバの焼き物をバクバク食べてた。
充実した講習会だったわ。もちろん食事とお土産がね(笑)。

ちなみにお持ち帰りのサバは夕食に竜田揚げにして食べたよ。激ウマ〜なりぃ。だって私がさばいたんだもーん。

2005年09月27日(火)
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