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■ 悩める若武者
先行きの見通しが立たないことに対しては誰しもが不安を感じるのではなかろうか
只今そのことで次男がお悩み中である 県の施設で研究生として作品が作れることになり、張り切っていたのもつかの間 ここ数日深刻な面持ちでふさぎこんでしまった どうしたものかと心配していたところ、自分から気持ちを話してくれた 昨日のことである
自分の将来に対する不安を強く感じてるのだ 目指している陶磁器デザイナーとしての活躍の場は皆無に近いという ネット等で情報を集めるにつけ現実の厳しさを痛感するそうな そこで器に限らず、たとえば園芸・建築・照明などの分野に陶磁器を取り入れ幅広くデザインに関わって行きたいとのことだ だが己の技量の無さを思うと意気消沈してしまうらしい
15の春に美術を選択し関わり始めて早10年、今更後には引けないと言いつつ あれもできんこれもできん、才能もないと弱音を吐く 社会人として生活の糧を得、また家族を持ち自立してる友人が多い中 焦る気持ちは解るけど、今は踏ん張りどころだよ
あれもこれもと欲張ってできないことの山を積み上げるよか、目の前にある課題を一つ一つ片付けていくこと、それが大切なんと違うかな そもそも深刻に考え過ぎと違うんかな
お母ちゃんは気の効いたアドバイスはできないけど お得意のケセラセラ思考を分けて上げたい気分です
2004年09月22日(水)
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