三十一弦-花香-

≪過去     未来≫


 

 

詠ふ眠れぬ夜 2005年07月31日(日)


何故としら 隣の寝息悲しくて 重き身体の微か寝返る


眠られぬ 眠気と戦ふ此(こ)の一月(いちげつ) 身重き今宵も唯(ただ)一途歌(か)す

歌詠むハ「君の何と」と問われしも 生とも死とも何せらんや



欲せ(ほっせ)しは何と知らるば眠らるか 考えし事すら意味も成さぬよな



氷解け 一雫受け喉潤む そんな緩やか時の眠りを




横で寝し 君の寝息が休まりて 嫉妬が消える和き(やわき)が欲しい

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三十一弦(軽快編)

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