岸部・・・?
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昨日家の前の道で、でっかいクモに会った。 直径10�其�。
うちは道路にすぐ面したところに家屋がある。 このままにしていれば絶対うちに住むだろうことが予想されたので どうにかして追い払おうとしてしばらく睨み合いになった。
張り詰めた空気になった。
迷った挙げ句、よくやりがちな一歩踏み込んで”地鳴らし脅し”2〜3回実行。 「オラ!オラァ!」ト自ら鼓舞するおれ。小型犬か?
但し腰が引けすぎて全然届いてなく相手は全く動じてない様子。 踏み込む毎に、「おぉっ・・セーフ おぉっ・・・セーフ」トこぼれる。 おっとこれでは地団駄でひとり盛り上がる青年だ。
ビックリ症のおれとしては、ゴキブリと同じで動かれるとその早さで テンパってしまうので、落ちついて観察できるようおれの影の中に入れた (見にくくすることで物事をはっきりさせなくする現実逃避法)。
自分の影がいつもより小さく見える。
影に入れて策を考えながらしばらく見つめたが、 ちっ・・もういいぞお前、殺さないでやる。 トそっとその場を後にした。
その時、ちょっとだけ知り合いという微妙な関係の人が通ったので、 「頼む!あの蜘蛛どっか追いやって」と懇願しようか迷ったが、 彼は4コ下なのでやめといた。
あれだけおれを追い詰めた蜘蛛だったが、奴はよそ見していたとしてもおかしくない。 だってよそ見してても変わらないもの。
一人相撲なら負けないぜ。
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