岸部・・・?

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2002年10月17日(木) 一寸先は病み

ビーバーにも負けない立派な仮の差し歯ができました。
不自然極まりなく劣悪なバランスの、フェイクと呼ぶにはおこがましい代物です。
出っ歯です。
見ていると、失笑と悲哀と怒りが交互にやってきて、それは繰り返されます。

「ああなんてこったいこんちきしょー」

「へへっどうせ前歯ねえよ・・・ぶへへっ仲良くやろうぜ〜」

「なにニヤついてんだこの野郎!」

「・・・・・・・。」

「よし来い!差し歯祭りだわっしょいわっしょい!」

「どいたどいたどいた〜!差し歯様のお通りだ〜!」

「差し歯ぁ〜差し歯、差し歯はいらんかえ〜」「くださあい」

「ヤブ医者が」

骨格を変えるということは、人格を変えるということに近いと思います。
そのように振舞うことを余儀なくされるからです。

人間としての深みを増したようにも感じます。
どこか人生を達観した気にさえなります。

ザ・グッバイ


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