空虚。
しずく。



 

… …こんな戻り方なんて、ないよ

しずくは、腕を切ってた
血を塗りたくりながら、笑ってた
少しだけ、泣いてた
『気持ち良くなるのは、あなただけじゃないですか』
それだけを、繰り返してた

「助けて」の一言が言えなかった
私からどう言えばいいんだろう。
あの人に私はどう思われるんだろう
以前なら、考えもしなかったのに

二人のしずくに共通しているのは
あの人、の名前をただひたすらに呼ぶことだけ

… 私まで、どうにかなっちゃいそうだよ

ねぇ…傷が深すぎて、どこから癒せばいいのかわからないよ

2003年01月08日(水)
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