空虚。
しずく。



 違うんだ。

そのことで泣いたんじゃないよ。

もう、ちゃんと整理ついてる。

体はもう綺麗にならない。

でも、心があるなら、いい。

汚れは、初めてのあの時にもう落ちなくなっているんだから。

今更、そんな事思わないよ。

だから、私が泣いたのはね・・・?


あなたのこと、なんだよ。


好きだから欲しい。

欲しいから好きだ。

あなたへの気持ちがわからなくなってきてる。

「愛してる」って言えるのに、

わずかな戸惑いがそれに嘘を含ませる。


何がしたいのか。

何を望んでいるのか。

何が、欲しいのか。


すべて、満たされない。と―――

わかっていて、それでも「欲しい」と思うのは、


・・・違う?


どうすれば、私は楽になれるの。

それは、私にしか出せない答えなのに。

あなたに、何かを言って欲しいよ。

何度も、同じ事を言われているのに。

それでも、ダメだから望んだのに。


「ねぇ、私は何がしたいの?」


やればできる、なんて嘘だ。

頑張れば何とかなる、なんて嘘だ。

出来ないことの方が多いじゃないか。

頑張ったってなんにもならないじゃないか。


『世の中は希望に満ち溢れている』

もう、言えないね。

知ってしまったから。


残ったのは、絶望と、涙だけ。

だから言ったのに。

「この世はそんなに綺麗じゃないよ」


それでも、手をさし伸べて欲しいの?

2003年01月17日(金)
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