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■ キレイゴト。
とても綺麗に、別れようと思った。
職場で、あなたの顔を見るのも辛かった。
今、やっと落ち着けてきたから…
あのときの気持ちを、全部話して。
あなたを、少し、軽蔑した。
自分を見せびらかすつもりなどないけれど。
私も、あの人に恋をしました。
あの人は、「多重人格」でした。
私よりも、遥かに重い。
だけど、それがなんだって言うんですか?
その程度で、「愛」は冷めると言うんですか?
私はそのとき15でした。
確かに子供でした。
側に居ること。
それがどれだけ苦しいか、
わかっていなかったのもあるけれど。
それでも、側にいたいと願ったから…
何度泣いたでしょうか。
何度泣かされたでしょうか。
傷付けられもしました。
否定もされました。
自傷もしました。
それでも、愛しました。
子供は子供なりに、精一杯。
あなたも、私と同じだ、と思い込んでいたのでしょうね。
きっと、側に居てくれると。
私の、見込み違いでした。
いえ、信じた私が愚かだったんでしょう。
あなたは逃げましたね。
自分を守りたいから。傷付くのが怖いから。
「自信をなくした」といって逃げたのしょう?
『幸せになって欲しい、って願ってるよ』
…なんですか、それ?
自分で幸せにしよう、って思わないんですか?
私が、あなたが「逃げた」と思うのは、そこです。
例えどんなに言葉で着飾っても、
あなたがしたことは自己保身でしかありません。
でも、もういいんです。
私の中のあなたの位置づけは、
思うのもバカらしいほどに落ちました。
「好き」と「愛」の違いをもう一度考えた方が良いですよ。
「愛してる」という言葉の、意味と、覚悟を。
2003年06月03日(火)
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