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■ す…
別に、誰かを本気で殺したいわけじゃない。
ただ内に飼った激情をなんとかしたいだけなのに。
傷つけることでしか、治まらないのはどうしてだろう。
あれだけ切り刻んだのに、まだ満たされていない。
きっとずっと、からっぽ。
それは、これが本当の解決手段じゃないから。
自傷の誘惑はとても甘い。
痛みが、とても欲しい。
満たされているはずの毎日なのに、
これ程痛みを欲するのはなぜだろう。
私にはまだ、生の実感がないのだろうか。
「死ねよ。」
今も、魅せられている。
白と、紅、そしてあの香りに。
2003年07月28日(月)
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