空虚。
しずく。



 

ここは電車の中だったけど。
そんなことどこかにいってしまったように、
ただ、泣きたくなった。
どうして泣くんだろう。
切ない。
切ない。

寂しくて、寂しくて。
抱きしめたい、と思ったのに。
それも今日は、叶わなくて。
でも、なんだか、逢えただけで、ほっとした。
したかったけど、出来なくて。
なんか、謝ることしか出来なかった。

ずっとこうしてられたらいいのに。
それはあなたを殺して、とかじゃなくて。
ただ、この時が続いてればいいのに。と、
すべてが止まって、何も動かなくて、
ただずっと、していたかった。
そのまま、死にたい、と思った。

***
ごめん。
今日だけは、許して欲しいの。
たまらないの。
理由、なんか言わないから。
求めるつもりもないから。

ただ血が見たくて、欲しくて、切りたかっただけなの。

ごめん、ごめんね。
ちゃんと見つからないとこにしたから。
脱いだら、わかっちゃうけど…
ごめんね、ごめんね…
刃、あてるだけで気持ちいいの、
すごくね、ほしがってるの…
どうしよう、たりない…

許して、許して…ごめん…
刃が、錆びてて、…もう替えたから…

これで、がまんするから…

ああ、きもちい…
味が、ちゃんとする…
血だよぉ…

なんにも、怖くないの。
何かに悩んでるわけでもないの。
ごめんね…

もう、ぬけれない。
マゾなのかな?私…
でも、さっきまで殺したかったんだよ。
どっちなんだろね…へへ。

セックスしたい…

2003年10月17日(金)
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